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原作開始前
第7話
あれからちょうど一ヶ月が過ぎた。まずは体力をつけないと影分身も有効活用できないと思いこの一ヶ月は体力作りしかやらなかった。限界を無くす能力のおかげでどんどん体力がついていった。どれくらいかと言うと、だいたいフルマラソンを軽く息が乱れる程度で完走できるくらい。やっぱりチートですね。でも、この能力はきちんと努力しないと役に立たないので気を付けないとダメですけど。

「体力も着いたしそろそろ、影分身を使った修行を再開してもいいかな?」

ロ「もう前にたいに疲れで倒れることもないと思うので再開してもいいですよ。」

よし! ローザからの許しも出たし影分身を使って修行が出来る。

『多重影分身の術』
煙がはれると1000体の影分身が出てきた。瞑想や座禅をして精神エネルギーを使えるようにしていたおかげでチャクラと霊力の最大値も底上げができたのだ。普通は上がらないようなものまで上がるなんてやっぱりチートだな・・・

「300人は素手で組手を200人は木刀を使って試合をもう200人は図書館から鬼道関連の本を取ってきて練習を残りの300人は交代で目隠しをして気配を感じて攻撃を避けられるように。それじゃあ、解散!」

俺は殺気に慣れるように英雄を召喚して稽古をつけてもらうか。

「ローザ、危ないからアルクを預かっていてくれ。」

そう言ってローザをアルクを渡した。

ア「もう無茶な事はしたらダメだからね。」

「大丈夫だよ。その為にこの一ヶ月体力作りをしたんだから。」

ロ「アルク、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。また無茶をしたら・・・ふふ♪ それじゃあ、私達はまた改造をしてきます。」

ローザからなんか危ないか雰囲気が・・・ 最近、ローザの魔改造のせいで古城が凄いことになっているがそれはまた違う機会に。


それじゃあ俺も修行を始めるか。心を落ち着かせて召喚のための呪文を唱える。


「降り立つ風には壁を。四方の門は閉 じ、王冠より出で、王国に至る三叉 路は循環せよ」
「閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ 。閉じよ。繰り返すつどに五度。た だ、満たされる刻を破却する」
「告げる――」
「――告げる。 汝の身は我が下に、我が運命は汝の 剣に。 聖杯の寄る辺に従い、この意、この 理に従うならば応えよ――」
「――誓いを此処に。我は常世総て の善と成る者、我は常世総ての悪を 敷く者――」

呪文を唱えるたびにどんどん魔力が持っていかれる。その魔力が暴風のように俺と周りを包んでいく。

「――汝三大の言霊を纏う七天、抑 止の輪より来たれ、天秤の守り手よ ――」

最後の一文が唱えられた時、魔力は凝縮し、爆発した。

「ぐぅ…思った以上にきついな……」

俺は膝を付き、煙で見えない魔法陣の方を見つめた 。姿は見えないがサーバントがそこにいる。

「問おう。あんたが俺のマスターか?」

響くは鋭い男の声。煙が晴れたところに立っていたの は蒼い髪に赤い目、そして髪色に似た蒼いローブと真紅 の槍を持った男だった。

「あぁ、俺がお前のマスターだ。」

「うん!? おかしい、何故か聖杯からの情報がないな。どういうことだ、マスター?」

「ランサー、その事については説明するから少し待ってくれ。ちょっと魔力を使いすぎてキツいんだ。」


        ~説明中~

ラ「なるほど、俺は京谷の力で現界してるということか。転生したり英雄を現界させたり京谷は規格外だな。」

「ランサーも十分規格外だろ。」

ランサーの言葉に苦笑しながら返事した。

ラ 「それと京谷、聖杯戦争がないのなら真名を隠す必要がないから真名で呼んでくれないか?」

「それもそうだな。クー・フーリンだからクーでどうだ?」

安易な考え方だが一番しっくりきた呼び方を提案してみた

ク「クーか・・・気に入った!改めてよろしくな京谷。」

そう言ってクーが手を差し出してきたので俺も

「こちらこそよろしくな。」

そう答えながら手を差し出して握手をした。






「クー十分休憩できたからそろそろ俺に稽古をつけてくれないか?」

ク「京谷、俺はやるからには本気でやるぞ。それでもいいのか。」

クーは真剣な目で俺の覚悟を聞いてきた。

「望むところだ。本気で俺を鍛えてくれ。」

そう俺はクーの問に答えた。するとクーは目を閉じて何か考えてから俺に呟いた。

ク「俺は英雄と呼ばれてはいるが多くの人を救うために多くの人を殺してきた。つまり、俺が教えるのは殺しの技だ。もし、強くなりたいだけなら違う人を師にした方がいいぞ。」

最終確認といったとろか。それでも俺の意思はかわらない。

「クー、俺は強くなりたい。けど覚悟のない力はただの暴力でしかないともおもっている。だから俺はクーに教えて欲しい。」

ク「自分なりの覚悟があるのなら問題ない。厳しくするつもりだからしっかりとついてこい。」

クーがそういったあと俺たちも修行を開始した。






本当は剣術を初めに修得させるつもりだったのにな・・・
槍術は基本使う機会はありません。もしあるとすればStrikerS編でエリオに教えるときくらいの予定です。まぁ、StrikerSまで続けれたらの話ですけど(>_<)

クーから習うのは心構えや殺気に慣れたり出したりなどが中心です。



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