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いつもよりは短めですがキリがよかったので。
原作開始前
第5話
「とりあえず近くにあるやつから見てみるか。」

そう言って近くの本棚から一冊の本を手にとって題名を見ると忍術関係の書物だった。そういえば、影分身って経験値が術者に還ってくるんだったよな・・・
それさえ覚えれば効率的に色々な能力を習得できるようになるんじゃ

「ローザ、影分身の仕方がのっている本を探すの手伝ってくれないか?多分この本棚にあると思うんだけと。」

ロ「いいですよ。」

二人で探せばすぐに見つかるかと思っていたけど結構時間がかかってしまった。

 「一冊の本を探すのにこんなに時間が掛かるとは思わなかったな・・・」

ロ「目的の本を探す為の工夫をしないとダメそうですね。とりあえず、それは私の方で解決させておくのでその間に京谷は修行でもしてきてください。」

「じゃあ、それはローザに任せるけど手伝いが必要なら手伝うから声を掛けてくれ。」

そうローザに言うと俺は修行をするため城の中庭へ向かって歩いていった。



「まず影分身をするためにはチャクラが必要になってくるからそのチャクラを感じられるようにならないとだめだな。アルク、どうすれば良いと思う?」

ア「う~ん・・・ 座禅?」

「やっぱり座禅かなぁ~ 俺もそれ以外思い付かなかったし。」

それ以外の方法が思い付かなかったので座禅でためしてみることにした。

「アルク、悪いけどしばらく喋りかけないでね。」

そうアルクへ告げて外すと座禅を組んで心を落ち着かせていった。




       ~3時間後~

ようやく自分のチャクラを感じられるようになった。これで、忍術を覚え得るためのスタートラインに立つことができた。

「チャクラ量はある程度あるから効率が悪くても影分身は発動させられるだろう。」

そう呟きながら多重影分身の術の印を結んだ。

『多重影分身の術』

周りに出た煙が消えるとそこには100人の影分身がたっていた。一応、成功かな? チャクラの消費量が尋常じゃないけど・・・

「50人はチャクラを使って木登りをしてチャクラコントロールを身につけ残りの50人は座禅をして霊力を探って欲しい。俺は任せっきりになっているローザの手伝いを終わらせたら戻ってくる。それじゃあ各自修行を始めてくれ。」

一通り指示を出すと外していたアルクをつけ直してローザのいる図書館へ向かって歩いていった。

「ローザ、手伝いに来たんだけど検索手段はどの程度完成してる?」

ロ「それは既に完成してますよ。そこの端末で全ての本を管理出来るようにしたので後で試してみてください。」

「間に合わなかったか・・・ ローザに任せっきりにしちゃってごめんね。」

ロ「そん気にしなくても良いですよ。それと、この空間の拡張等は私に一任してください。どんどん拡張させていくので楽しみにしていてください。それじゃあ、拡張してきます♪」

そういうとローザは中央管理室へ異空間の拡張をしに行ってしまった。

「アルク、どんな風になるかな?」

ア「予想がつかないわね・・・」

「あんまり無茶な改造をしなければ良いけど」

予想のつかない改造に心配しながらも俺達も修行を再開するために中庭へと戻っていった。

「みんな一旦影分身を解いてくれ。」

そういうと影分身を解いた。すると経験と一緒に疲労も流れ込んできて倒れそうになってしまった。

ア「き、京谷大丈夫!?」

「あぁ、少しふらついただけだから大丈夫だ。」

思った以上に疲労がキツいな・・・ でも、まだいける。それに最初と比べてチャクラの効率的な使い方が出来るようになったから少ないチャクラで影分身を作ればなんとかなるはずだ。

『多重影分身の術』

今度は最初の半分のチャクラで影分身を100人だした。

「今度は61にんは湖で水上歩行の訓練をしてくれ。残りの39人は俺と一緒に組手を。それじゃあ、解散。」

そう言って二組に別れて修行を開始した。

ア「京谷・・・あんまり無茶はしないでよ」

「アルク、俺なら大丈夫だ。だからそんなに心配そうな声を出さないでくれ。」

そうアルクへ答えると俺も組手を開始した。

「そろそろ影分身を解いて経験値を還元させるか。」

そう言って影分身を解くとさっきとは比べられない疲労が襲ってきた。

「これは流石にやば・・・」

言い切ることもできずにその場に倒れてしまった。

ア「き、京谷!!」

気絶する寸前にアルクが叫んでいるのが聞こえたが反応することもできずに気を失った。



そろそろ、原作にはいりたいなぁ~


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