修行まで入れませんでした(>_<)
次こそは・・・
異空間の扉をくぐった先には茶色い地面が広がっているだけだった。あっ、機械が1つだけ置いてあるからだけではないな。
「この何もない所が異空間なのか?」
ロ「そうです。しかし、まだ地面があるだけの空間なので自分で書き換えていかなくてはいけません。」
ちょっとくらい作っておいてくれよ神。
「とりあえず、すぐにでも地面と空は作らないとだめそうだな。ローザ、異世界の設定の仕方を教えてくれるか?」
ロ「私としても早くきちんとした世界にしてもらいたいのですがアルクの方が詳しのでアルクに聞いてください。」
ローザなら何でも知ってそうなイメージがあったけどやっぱり知らないとこがあったのか。某眼鏡の委員長風に言うなら「何でもは 知らないわよ。知ってることだけ」って感じかな。
「アルク、地面と空から作っていくからどうすればいいか教えてくれる?」
ア「ようやく私の出番ですか!でも、京谷はローザにばかり聞きすぎだよ。たまには私にも聞いてよ・・・」
質問をローザにばかりしていたせいでアルクが拗ねてしまっていた。
「ごめんね、アルク。アルクもローザと同じくらい頼りにしてるんだよ。」
ア「うん、今度から気を付けてくれれば良いよ。それじゃあ設定の仕方をおしえるね。あっ、ローザも副管理者権限があるから設定を変えれるから一緒にやったら早く終わるんじゃない?」
ロ「それなら私にも手伝わしてください!」
「じゃあ3人で仲良く設定するか。」
そう言って3人で作業を開始した。
ア「書き換えをするにはそこにあるコンピューターにマスターキーを差し込んで。次に・・・地面はこうして・・・空はこんな感じで・・・ローザ、そこはそうじゃなくて・・・京谷もそこ間違えてる!・・・」
~1時間後~
「よし、出来た!」
作業自体は難しくないげど細かい調整が上手くいかずに時間がかかってしまった。
ロ「最初は難しかったけど慣れれば案外簡単ですね♪」
そう、ローザは俺よりも飲み込みが良く俺よりも速く正確に設定を変更出来るようになったのだ。まぁ、俺も途中からコツをつかんで上手くはなったけど・・・
ちなみにどんな世界になったかというと、芝生のような地面に空は澄みきった青空、大きな湖が近くにあり遠くには森がある。そんな物語の一部をそのまま切り取った様な景色にした。これは、3人で話し合いながら調整した結果だ。後悔はしていない!!
「やっぱり、風景は綺麗な方過ごしやすいよね。よし、このまま拠点にする建物をたてよっか。」
ア「私は古いお城みたいなのがいいな~」
ロ「古城ならこの風景に合ってて私は良いと思います。」
「この風景ならビルとかよりも断然あってるしいいんじゃないか。各部屋の空間を歪曲させれば広さも確保できそうだし。」
ロ「それじゃあ古城で各部屋の空間を歪曲させるという方向でつくっていきましょう。」
ローザの指示のもと作業を再開した。
~1時間後~
「デザインはアインツベルン城をモデルにして、地下には研究室を作って一階には特典として頼んだ図書館を設置して二階は全部客室にして三階には俺の自室とローザの部屋を作って・・・」
ロ「京谷、このコンピューターを置く部屋も必要ですよ。」
「じゃあ、あそこを変更して・・・」
~さらに4時間後~
「よし、これで完成!」
ア「ようやく、完成したわね。」
ロ「流石に古城となると難しかったですね。その分達成感もありますけど。」
ローザが異空間の設計に目覚めたような気が・・・ 今度はローザに一任してみるのもありかもしれないな。
ア「早速どんな風になったか見に行こうよ~」
ロ「アルクの言う通り私も早く見たいので入りましょう!」
「そんなに急がなくても大丈夫だよローザ。」
そう言ってローザは早足で古城へと入っていった。その後を追う形で俺達も古城へ入った。
ロ「自分で作っておいてなんですけどやっぱり広いですね~」
ローザの言う通り古城のなかは、どの部屋も歪曲させているから見た目とは全く違う広さになっていた。
「狭いよりは広すぎる方がいいでしょ。」
古城の中は 書斎、寝室、客室、応接室、厨房、食堂、研究室、中央管理室、遊戯室etc...
広いだけでなく色んな部屋を揃えてみたけど使わなそうな部屋も結構あったんだよな・・・
俺達は一通り古城の中を見終わると俺達は図書館へと向かった。
図書館の扉を開けるとそこには本が天井ギリギリまでびっしりと並べられていて奥行きは全く見えない。つまり端から端までの距離が分からないくらい奥行きがあるということだ。それくらい広いスペースに所狭しと本が詰め込まれていた。そんな光景に俺もアルクもローザも圧倒されてなにも言えずにいた。
前よりは良くなってる気がするんですがどうですかね?
一話2000文字位が自分としてはちょうど良いけど他の作者さんと比べると短いんですよね~
どうやったらあんなに長くかけるんでしょうか
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