シリア反乱はシオニスト陰謀 シリア人学生が告発するメディアの嘘 フランスを旅行中の学生さんをお呼びしています。 ハゼンさん、こんにちは。 あなたはシリア在住ですが、今、お国から遠く離れています。 フランスのメディアは、チュニジアやエジプトで起きたような革命が、今、シリアでも起こっていると報道しています。 それについて、どうお考えですか? 「現代史を学ぶ者は、シリアで今起こっていることがアメリカのシオニストによる 大規模な計画であることを理解します。 シリアで起きていることがリビアやチュニジアやエジプトや他のアラブ諸国の 革命に似ているということはありえません。 革命は暴君やシオニスト派ロビーを狙います。 チュニジアとエジプトで起きたのは、ムバラクやベンアリに対する革命でした。 彼らは何十年もの間、シオニストロビーのために働きました。 シリアにはいま、武装集団に扇動された破壊行為や殺人やテロが存在します。 これは軍や民間人にも及んでいます。 これは革命ではなく、陰謀です。 これらの破壊活動家は武器を使い慣れており、資金も与えられています。 ですから、流血や破壊行為は真の革命のそれではありません。 アメリカの政治とシオニスト政権を理解する者は、彼らが大統領(アル=アサド) を害するためにアラブ諸国の革命を利用したことを理解します。 シリアは中東で、シオニストという敵に抵抗して戦っている数少ない国の一つ なのです。 イスラエルと呼ばれる国などは存在せず、パレスチナと呼ばれる占領国がある だけです。 シリアはその歴史を通じて常に、世界に存在する抵抗活動を支持してきました。 シリアは常に抵抗を選んできました。 大統領のメディア的なイメージを汚すためにシリアを狙う計画が立てられたのです。 そのために、シリアに対するメディア戦争が始まったのです。 アル=ジェジラ、アル=アラビヤ、フランス24、BBCアラブなどの多くの テレビ局がどれもシリアに反対する報道を行い、大統領のイメージを汚しました。 そしてイスラエルとシオニズムへの抵抗を行う国のイメージを損ないました。 その理由でシリアでは血が流され、あのような事件が起こったのです。 でも国民はこの陰謀を意識しています。 そして、抵抗とバシャール・アル=アサド大統領を支持し続けています。」 メディアはつねに、シリア人がバシャール・アル=アサド大統領へ憎しみを抱いていると報道します。 大統領はシリア国民にどのように捉えられているのですか? 「バシャール・アル=アサドに反し、大統領の国民への愛に反してそのようなことを 言う者は、シリアのこともシリア国民のことも知らないのです。 私達が私達の指導者、私達の大統領を誇りに思っていることを知らないのです。 バシャール・アル=アサドは名誉ある自由選挙の結果、選ばれました。 私達が彼を選んだのは、まず第一に彼の反シオニスト的立場、そして彼の前歴、 彼の父が抵抗を支持したという事実、そして彼のイスラエルへの嫌悪を知って いるからです。 最近、多くの者がシリアに対する陰謀を働いています。 多くの者がつまらぬ利益のために支持を捨てました。 でも、シリアは存在し続け、バシャール・アル=アサドは独りではありません。 国民が彼についています。 騒乱因子と武装集団が行動しているとき、このメディア戦争に参加する全ての テレビ局は映像と嘘を流すためにそれを報道します。 これらのテレビ局の番組には多くの嘘が存在します。 私達が大統領を支持するために外に出れば、9百万人になります。 9百万人です。 それなのにあのテレビ局はその映像を全く流しません。 大多数の国民がバシャール・アル=アサドを支持する事実を報道しません。 国民はこれらの破壊行為や武装集団に反対します。 シリアは孤立し、全ての国のメディアが激しく攻撃します。 これはアメリカとフランスのシオニストによる計略の結果です。 それでも私達は大統領を支持し、シリアとバシャール・アル=アサドのイメージは 変わりませんでした。 シリアは抵抗し、戦います。 それがアル=アサドのシリアです。」 ハゼンさん、あなたにとってシリアの未来はどのようなものでしょうか? 「私の考えでは、流された血や無実の犠牲者として死んだ人々が私達の糧となる でしょう。 私は全てのシオニスト擁護派メディアに言いたいと思います。 この血は革命の結果ではありません。 この血は抵抗と、自分の土地と尊厳の防護を選ぶ者の血です。 歴史上で、この道を選んだ者は全て犠牲を払いました。 彼らは血を流し、命を奪われ、破壊行為を受け、また子供を奪われました。 真実を守り、彼らの土地、彼らの尊厳、彼らの名誉を守るためです。 この血は尊いものです。 この血こそがシリアを強く自由にし、バシャール・アル=アサドへの愛と支持を 一層強くすることでしょう。 そしてこれは私達の選択です。 私達は私達の大切な国家を愛します。 アメリカとフランスのシオニストの計略と同様、扮装は失敗に終わったのです。 そして、神が望むならば、シリアは存続するでしょう。」 インタビューに応じて下さり、ありがとうございました。 まだ、他に付け加えたいことがありますか? 「私のほうがお礼を言うべきです。 ここで話すことが出来たことをとても嬉しく思います。 メディアがシリアについて言ったり、放送したりしていることを知っているから です。 私は全てがバシャール・アル=アサドと抵抗するシリアのイメージを害するため だということを知っています。 私の国とその現実について話す機会を与えて下さり、ありがとうございました。 私達の選択と大統領への愛着について語ることが出来ました。 ありがとうございました。」 |