社会
新庄でクマ1頭駆除 会社付近をうろうろ
(山形県)
県内でクマの出没が相次ぐ中、28日、新庄市で集落にほど近い場所に出没したクマ1頭が猟友会によって駆除された。駆除されたのは、オスのツキノワグマの成獣で、推定年齢は4歳、体長が1メートル6センチ、体重およそ50キロだ。警察などによると、クマはけさ5時半すぎ、新庄市仁間【にけん】の田んぼのあぜ道を走り、家具製造会社「大建」の裏手にある林の中に入っていくのが目撃された。その後、いったん姿を消したが、午前11時半ごろ、再び林の付近に現れたことから大建の従業員が、警察に通報した。目撃した従業員は「何気なく周りを見たら黒い物体があったので。いつもと風景違うので、朝の件もあったので、あれ、もしかしてクマかなと思ったら、もそもそ動いたのでやっぱりクマだと工場長に連絡して110番通報した」と当時の状況を話した。クマがいた林は角沢【つのざわ】地区の集落からおよそ500メートルの地点で、警察や県、市の担当者、それに猟友会の会員も出動し、午後0時20分ごろ射殺し、駆除した。県猟友会最上支部新庄分会・松田信行さんは「人家近くだったので、山に行って追い出す予定だったが、クマも興奮状態で、危険でだめだということで、県の許可をいただいてお昼ごろに射殺した」と話した。県などによると今年度のクマの射殺、駆除はこれで3頭目。県内では28日金山町や白鷹町などでもクマの目撃が相次ぎ、警察は引き続き注意を呼びかけている。[ 6/28 20:43 山形放送]