サイード横田、ＡＫＢの妹より先に“選抜メンバー入り”…新体操

ロンドン五輪で着用するユニホームでポーズを決めるサイード横田

　新体操日本代表「フェアリー・ジャパンＰＯＬＡ」のロンドン五輪メンバー６人が２９日、発表された。今月のクロアチア合宿で、ベストメンバーを選出。リボン・フープでは新たに北野武監督（６５）リボン・フープの映画「座頭市」の音楽をアレンジして本番に臨む。「世界のキタノ」とともに目指すはメダル。人気アイドルグループＡＫＢ４８研究生のサイード横田絵玲奈（１５）の姉のサイード横田仁奈（１８）＝ふじしまク＝も選出された。

　パキスタン人の父と日本人の母を持つ美少女、サイード横田は「五輪は小さい頃からの夢なので、メンバーに選ばれてうれしい。精いっぱい演技したい」と初の大舞台に大きな瞳を輝かせた。

　妹の絵玲奈はアイドルグループＡＫＢ４８の研究生。仁奈も練習前の準備体操で、ＡＫＢのヒット曲「ヘビーローテーション」を流して踊ることもあるという。６日の総選挙で妹は順位の圏外だったが、姉はひと足先に“選抜メンバー入り”。「お互い頑張らなきゃいけない立場なので、一生懸命頑張りたい」と共闘を誓った。

　１７０センチで抜群のスタイルを誇り、日本代表の“センター”として活躍が期待される。久々のオフになった３０日は松原、深瀬と話題の「東京ソラマチ」に行く予定。「スカイツリーも見てきたい」と笑顔だった。