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倉庫の“ロケット砲”はロシア製か
6月29日 21時59分

28日、北九州市戸畑区の住宅街にある倉庫で、拳銃や実弾のほか、軍事用のロケット砲とみられる武器が見つかった事件で、ロケット砲とみられる武器は、形状などから戦争で使われるロシア製のものだとみられていて、警察が詳しい鑑定を進めています。

28日午後2時ごろ、北九州市戸畑区浅生の倉庫で、拳銃5丁と実弾50発余り、それに、軍事用のロケット砲とその砲弾とみられる武器が隠されているのが見つかりました。
警察は、28日に続いて29日も銃刀法違反などの疑いで倉庫を捜索しました。
警察によりますと、倉庫は木造2階建てで、建物の中はごみや工具が散乱していて、拳銃や実弾は1階で、ロケット砲とみられる武器は2階に置かれたバッグの中に入っていたということです。
ロケット砲とみられる武器は、金属製の筒の表面にロシア語が書かれていることや形状から戦争で使われるロシア製のものだとみられるということです。
警察は、実際に砲弾を発射できるのかなど詳しい性能の鑑定を進めることにしています。
また、警察は、この倉庫が暴力団の武器庫として使われていた疑いもあるとみていて、これらの武器が隠されていた経緯を詳しく捜査しています。

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