北九州市の倉庫にロケット砲
(福岡県)
北九州市の倉庫で28日、警察がロケット砲のようなものや拳銃などを発見しました。倉庫は市街地にあり、現場周辺の住民が一時避難する騒ぎとなりました。その後の調べで、ロケット砲はロシア製とみられることが新たにわかりました。円筒状で長さ70センチ、直径7センチで、鑑定の結果、砲弾のようなものが装填されていました。警察によりますと、28日午後2時ごろ、戸畑区浅生の倉庫で、警察が詐欺容疑事件で捜索を行っていたところ、ロケット砲のほかに拳銃5丁と実弾50数発を発見しました。警察は爆発の恐れがあるとして周辺の住民93世帯181人を避難させました。捜査関係者によりますと、このロケット砲にはロシア語で取り扱い方法が書かれており、ロシア製とみられることがわかりました。警察は倉庫が暴力団の武器庫になっていた疑いもあるとみています。また、警察は29日午前、爆発物取締罰則違反などの容疑で倉庫の捜索を再開しました。
[ 6/29 11:44 福岡放送]