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政治
韓国政界、根強い反日論 日韓軍事情報協定の署名式延期
2012.6.29 21:14
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韓国軍をはじめ政府は、北朝鮮情勢をめぐる日米韓の軍事協力強化という現実論から協定の早期締結を進めてきた。保守系の中央日報や東亜日報など一部には「過去は過去、協力は協力」と現実的な支持論もあったが、表向き世論は反対に流れつつあった。
世論に反日論が出るなかで、政界は与野党ともこれに乗っかり政府批判に走る。対北軍備強化論で保守系の朝鮮日報でさえ、日本での原子力基本法改定に異常なほどこだわり「日本核武装へ」と大々的報道を展開し、日本批判ムードを高めていた。
6月は毎年、北朝鮮に侵攻された朝鮮戦争(1950年6月25日開始)回顧の時期で、今年も北朝鮮問題が各界で大きく取り上げられている。朝鮮戦争でも明らかなように北朝鮮との“有事”には米国を介した日本の協力・支援は必要だが、韓国ではいまだこの現実には目をつぶった一方的な反日論が多い。
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