大モンゴル展:大関・鶴竜が見学…名古屋大で開催中
毎日新聞 2012年06月29日 21時11分(最終更新 06月29日 22時01分)
モンゴル出身の大関・鶴竜(26)が29日、大相撲名古屋場所(7月8日初日)を前に、名古屋市千種区の名古屋大を訪問し、大学の博物館で開催中の「大モンゴル展」を見学した。
会場では、遊牧民のテントなどを展示している。名大の浜口道成学長が4月、学術協定を結ぶモンゴル科学技術大を訪問した。この縁で、鶴竜関と、同大学教授で電力学部長を務める鶴竜関の父を招待した。
鶴竜関はモンゴルからの留学生6人に「16歳で来日し、これしかないと続けてきた」と語った。同席したノーベル賞学者の益川敏英・名大特別教授は「このハングリーさを今の学生も学んで」。【河出伸】