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「沖縄戦」に特化 異常な反対運動 沖縄・八重山 公民教科書に育鵬社を採用
▼なぜ今育鵬社か
本来、国や県の通知に基づく同協議会の改革を後押しすべき県教育委員会も、同協議会に対し、採択延期などを求め「介入」するなど反対運動を「擁護」するかのような姿勢だった。
なぜ今、沖縄・八重山地区で「育鵬社教科書」なのか。
石垣市では昨年、行政管轄する尖閣諸島沖で中国漁船衝突事件があり、与那国町では国が南西諸島防衛の強化に向け、自衛隊を配備する計画だ。
市政関係者は、「八重山にとって今、国境問題は地域の最重要課題だからではないか」と「騒動」となった今回の教科書問題の背景を推察。それまでの革新市政が昨年春、保守市政に転換し、採択改善や環境面で大きな追い風となったが、歴史については見送られた。
関係者によると、高まる反対運動の圧力を前に、育鵬社の歴史教科書採択について消極姿勢に転じた委員もいたという。
県内の教育関係者は「市民団体、メディア、県教委が一体となった運動の中で歴史の保守系教科書を採択するのは容易ではないということだ」と語った。
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