ぎんぎつね 6巻 神様との接し方
ぎんぎつね 6巻 (ヤングジャンプコミックス)
落合さより
威厳が!
関連記事は以下
ぎんぎつね 1巻 2巻 3巻 4巻 5巻 6巻 7巻
最新刊の6巻です。
今回はまことが御朱印を書くのどかな話から始まったのですが、
その次の話が読みごたえたっぷりでした。
みんなで義友おじさんが働いていた神社を訪問して、
そこで神使に会っちゃうんです。
しかもその神使が、

怖い!
今までの神使とはちょっと雰囲気が違います。
今までの神使はたいていかわいさがあったんですが、
この鶏の神使は迫力たっぷりなんですよ。
ほんと怖い。
まことなんて気絶しちゃったくらいです。
でもこの神使もいいキャラしてました。
特に軍司様!
威厳&貫禄たっぷりなくせに、
よーく話してみると、怖がられたことにちょっと傷ついてたりと、
かわいげのあるとこがすごく良かった。
で、今回特に印象に残ったのは神様との接し方です。
この神社の神主は神使が見えるのですが、ものすごく丁寧に接してるんですよ。

様付けだし、敬語だし、頭を下げてかしこまって話すし、
まさに神を敬って、神に仕えているような感じです。
この神主さんの言葉で、
「神主には二通りいる。神を信じている者と、信じていない者」
というのがありましたが、この神主さんは当然前者ですよね。見えるわけだし。
神様を信じていて、実際に見ることもできて、
だからそれを神として敬っていると。
一方で義友おじさんは後者みたいなんです。
神を信じていない。
それが神主を辞めたことにもつながっているようです。
ひょっとしたら信じようとはしたのかもしれませんが・・・。
そしてまこともまた全然違います。
信じているってのを通り越して、神様はいるのが当たり前なんです。
そしてすごく身近な存在なんですよね。
だから今回の軍司様に会ったときも最初は戸惑いますが、
話してるうちにすっかり慣れてきて、
笑ったり、カッコイイって言ったり、ごく普通に接するんですよ。
見方によっては無礼なのかもしれませんが、
この接し方の違いこそ、神様との心の距離を示してる気がするんですよね。
この軍司様との会話の中にまことが銀太郎への気持ちを語るところがあるんですが、

この場面がものすごく好きでした。
そしてまことの特別さを強く感じた場面でもありました。
目の前に軍司様と宮司という、一般的な神と人との接し方があるからこそ、
まことの神との接し方の異質さが際立って見えたんですよね。
幼い頃に神眼を手に入れたってのは不幸なことでもあるんですが、
だからこそ神様との心の距離がすごく近くて、
だからまことと神様(神使)とのふれあいがすごくあったかいんだなーって思いました。
というわけで今回はそれぞれの神様との接し方が印象に残ったエピソードでした。
お父さんの最後のこの言葉、
「神様との向き合い方も八百万ってこと」
できれいにまとまってた気がします。
あとは悟のラブレター騒動なんかもありましたが、
あの新キャラはどうなるのか読めないですね・・・。
かなり個性的だし。
作品を楽しく盛り上げてくれることを期待します。
次も楽しみ!
続きは以下
ぎんぎつね 7巻 成長する嬉しさと寂しさ

↓バナークリックでやる気が出ます!
*掲載画像は紹介作品からの引用であり、著作権は作者および出版社にあります。
落合さより
威厳が!
関連記事は以下
ぎんぎつね 1巻 2巻 3巻 4巻 5巻 6巻 7巻
最新刊の6巻です。
今回はまことが御朱印を書くのどかな話から始まったのですが、
その次の話が読みごたえたっぷりでした。
みんなで義友おじさんが働いていた神社を訪問して、
そこで神使に会っちゃうんです。
しかもその神使が、
怖い!
今までの神使とはちょっと雰囲気が違います。
今までの神使はたいていかわいさがあったんですが、
この鶏の神使は迫力たっぷりなんですよ。
ほんと怖い。
まことなんて気絶しちゃったくらいです。
でもこの神使もいいキャラしてました。
特に軍司様!
威厳&貫禄たっぷりなくせに、
よーく話してみると、怖がられたことにちょっと傷ついてたりと、
かわいげのあるとこがすごく良かった。
で、今回特に印象に残ったのは神様との接し方です。
この神社の神主は神使が見えるのですが、ものすごく丁寧に接してるんですよ。
様付けだし、敬語だし、頭を下げてかしこまって話すし、
まさに神を敬って、神に仕えているような感じです。
この神主さんの言葉で、
「神主には二通りいる。神を信じている者と、信じていない者」
というのがありましたが、この神主さんは当然前者ですよね。見えるわけだし。
神様を信じていて、実際に見ることもできて、
だからそれを神として敬っていると。
一方で義友おじさんは後者みたいなんです。
神を信じていない。
それが神主を辞めたことにもつながっているようです。
ひょっとしたら信じようとはしたのかもしれませんが・・・。
そしてまこともまた全然違います。
信じているってのを通り越して、神様はいるのが当たり前なんです。
そしてすごく身近な存在なんですよね。
だから今回の軍司様に会ったときも最初は戸惑いますが、
話してるうちにすっかり慣れてきて、
笑ったり、カッコイイって言ったり、ごく普通に接するんですよ。
見方によっては無礼なのかもしれませんが、
この接し方の違いこそ、神様との心の距離を示してる気がするんですよね。
この軍司様との会話の中にまことが銀太郎への気持ちを語るところがあるんですが、
この場面がものすごく好きでした。
そしてまことの特別さを強く感じた場面でもありました。
目の前に軍司様と宮司という、一般的な神と人との接し方があるからこそ、
まことの神との接し方の異質さが際立って見えたんですよね。
幼い頃に神眼を手に入れたってのは不幸なことでもあるんですが、
だからこそ神様との心の距離がすごく近くて、
だからまことと神様(神使)とのふれあいがすごくあったかいんだなーって思いました。
というわけで今回はそれぞれの神様との接し方が印象に残ったエピソードでした。
お父さんの最後のこの言葉、
「神様との向き合い方も八百万ってこと」
できれいにまとまってた気がします。
あとは悟のラブレター騒動なんかもありましたが、
あの新キャラはどうなるのか読めないですね・・・。
かなり個性的だし。
作品を楽しく盛り上げてくれることを期待します。
次も楽しみ!
続きは以下
ぎんぎつね 7巻 成長する嬉しさと寂しさ
*掲載画像は紹介作品からの引用であり、著作権は作者および出版社にあります。