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　フジテレビは29日、中野美奈子アナウンサーが７月いっぱいで退社することを発表した。

　今後の仕事は決まっていないという。今夏の退社が明らかになった３月には、医師の夫が海外勤務をする予定のため、家庭を優先し同行するとしていた。

　中野アナはこの日、３年間キャスターを務めた「とくダネ！」に最後の出演を果たした。番組のラストでは涙を流しながら、「アナウンサーとしてすごく器用なタイプではなかったと思いますけど、本当に大勢の人に支えていただいて、温かい言葉をかけていただいて、助けられた10年間でした。これから新しい環境に行きますけど、自分らしさを忘れずに、家族を大切に、いろんなことに挑戦していける33歳になっていきたいと思います」とあいさつした。

　02年に入社した中野アナは『ナカミー』の愛称で親しまれ、看板アナとして活躍した。