小野ヤスシさん無言の帰宅、葬儀は未定

無言の帰宅を果たす小野ヤスシさん=東京・世田谷区(撮影・会津智海)
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無言の帰宅を果たす小野ヤスシさん=東京・世田谷区(撮影・会津智海)

 タレントの小野ヤスシ(おの・やすし、本名泰=やすし)さんが28日午後10時24分、腎盂がんのため東京都目黒区の病院で亡くなった。72歳だった。

 音楽バンド「ザ・ドリフターズ」の初期メンバーを経て、1964年、「ドンキーカルテット」を結成。「鳥取県が生んだ20世紀最大の芸術家」などのキャッチフレーズで一躍、人気を獲得していった。

 解散後は、バラエティー番組の司会者やリポーターとして活躍。「スターどっきり?報告」や「なるほど!ザ・ワールド」「11PM」などにレギュラー出演、軽妙なトークでお茶の間に親しまれた。

 所属事務所によると、2010年、腎臓の摘出手術を受けた。その後も抗がん剤治療を続けていた。今年3月には、体調不良をおして友人の加藤茶の結婚披露宴で司会を務めた。

 遺体はこの日午後、都内の自宅に戻った。葬儀・告別式の日取りは未定。

(2012年6月29日)

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