広島市中区の中央公園ファミリープールが２９日、今季の営業を始めた。早速、親子連れが駆け付け、冷たさが残る水の感触を楽しんでいた。

　午前９時に開園した。雲間から時折、日差しが漏れる空の下、小学生たちは、プールに入って「冷たい」「気持ちいい」と歓声を上げていた。すべり台を滑る子どもの姿もあった。

　西区の南観音小１年大島昌幸君（６）は「毎年プール開きには来る。水が冷たかったけど楽しい」。母と妹と流水プールを巡っていた。

　この日朝、広島市中区の最低気温は２１・１度で、平年を０・５度下回った。

　廿日市市のちゅーピープールは７月７、８日にプレオープンし、入場料が半額。１４日から本格営業する。

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【写真説明】広いプールで水を思いきりまき散らす幼稚園児＝２９日午前１０時５５分、広島市中区のファミリープール（撮影・井上貴博）