'12/6/28
アストラム延伸、見直し表明
広島市議会は27日、一般質問を続けた。財政難のため凍結しているアストラムライン延伸計画の西風新都線について、市は広域公園前駅(安佐南区)とJR西広島駅(西区)を結ぶ予定ルート(6・2キロ)を見直すと表明した。沿線の開発計画を受けた乗客増や事業費の圧縮を目指し、延伸が可能かどうか検証する考えを強調した。
市道路交通局の高井巌局長が答弁した。高井局長は「(実現には)利便性とコスト節約の両立が必要」と説明。沿線の大規模開発エリア「ひろしま西風新都」(安佐南区、佐伯区)で動きだした複合団地の開発計画をにらみ、ルートや駅の位置、駅舎の構造なども見直すとした。
市は1999年、アストラムラインの延伸3路線の計画をまとめた。西風新都線はその一つで、事業費は約700億円と試算。しかし、計画は財政難のため2004年に凍結された。
一方、昨年4月に就任した松井一実市長は、ひろしま西風新都開発の起爆剤として、西風新都線の実現に意欲を示す。市は延伸計画が実現可能かどうか検証を進めており、来年度中に判断する予定でいる。