山形のニュース

「山形市の給食、おいしいとは言えない」 校長がコラムに

 山形県朝日町大谷小の民間人校長・長岡昇氏がホームページ(HP)などに掲載したコラムで「(山形市の学校給食は)お世辞にも『おいしい』とは言えない」と指摘し、論争が起きている。

 長岡氏は自身が運営するNPOのHPと15日付の朝日新聞山形版に載せたコラムで、山形市のセンター方式による学校給食の食味の問題点を指摘。「『給食の時間がつらい』とこぼす校長が多い」などと記した。
 山形市教委は「事実誤認で不適切」と町教委を通じ事実上の抗議。町教委は「監督不行き届きだった」と文書で謝罪した。27日の市議会全員協議会では「保護者が傷つく」「教育者の適性に問題がある」と批判が相次ぎ、「誰が『つらい』と言ったのか」と暗に犯人捜しを市教委に迫る意見もあった。
 同日記者会見した長岡氏は「メディアへの執筆は個人として表現の自由の発露だ。発言はこの耳で聞いたものであり事実誤認はない」と述べた。
 長岡氏は元朝日新聞社論説委員で、2009年から同校校長を務めている。


2012年06月28日木曜日


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