リウマチと薬について
リウマチと薬の関係ですが、これはインターネットで調べれば分かると思うのですが、リウマチを治す薬というものはありません。
これは、断言したいと思います。
なぜそうなのかと申し上げますと、西洋医学では、リウマチの原因が分かっていないといっているからです。
原因が分かっていない状態で、例えばステロイド、あるいは免疫抑制剤というものが使われているのですが、これについても、多く使うことが良くないということは、皆さんよくお分かりのことと思います。
理由を申し上げますと、副作用や、他の病気を合併することが十分考えられるからです。
たとえば、ステロイドを大量に使った方は、糖尿病になり、糖尿病から皮や肉が溶け、骨が丸見えになってしまった女性をわたくしは知っています。
あるいは、わたくしの友達なのですが、免疫抑制剤を使うことにより、感染しやすい状態になりHIV、一般的にエイズとして知られている、病気になっています。
つまり薬の大量の服用、あるいは、薬を長期間にわたって使い続けるということは、非常にリスクがありますので、そのことは、まずとらえておかなければならないでしょう。
西洋医学のお薬の使い方について
西洋医学の薬の使い方ですが、やはりこれは非常に問題のある部分があります。
つまり何を言いたいかと申しますと、皆さんが、処方されたお薬を使い込んでいるうちに、その薬がまるで一般的なお薬であるというように認識をし始めてしまうという部分に問題があるのです。
たとえば私の知っている患者さんでは、ステロイドを使い続けることによって、糖尿病を併発し、肉や皮が溶けてしまって骨がそのまま見えてしまった女性がいらっしゃいます。
あるいは私の友人は、免疫抑制剤を使うことによって、そのあとHIVという病気にかかってしまいました。
俗に、エイズといって恐れられている病気なのです。
薬によって、こういった病気の原因を作ってしまったという部分があります。
たとえば最初のころは、薬剤というのは、この薬は強い薬だからあまり使わないようにしましょうと言います。
できるだけ減らす方向で治療していきましょうと言っているのですが、使っているうちに、皆さんがその薬に慣れてしまって「この薬は一般的な普通の薬だよ」という認識ができてしまいます。
そのような、ご本人の誤った認識によって、どんどん使う量が増えていってしまうという問題があります。
どうすれば薬を減らせますか?
「どのようにしたら、薬を減らしていけますか?」ということを聞かれる方が、多くいらっしゃいます。
このことについては、やはりご本人が納得できるラインで、段階的に薬を減らしていただきたい、というのが正直な気持ちです。
なぜかと申しますと、よくお医者さんの勧められるままに、薬の量をコントロールされる方がいらっしゃると思いますが、その方法ですと、次のような問題があるからです。
例えば、Aというお医者さんとBというお医者さん、2人のお医者さんにかかった場合、おそらく、薬をやめてゆくタイミングや、薬を出す量というものは、まったく違います。
したがって最終的には、人に頼るのではなく、自分の体をよく知っているご本人が判断すべきことが、いろいろとあります。
その上で、ご自分の体調が良くなってきたら、その薬を減らしてゆく方向で、ドクターと相談してください。
ドクターとよく相談したうえで、自分自身が納得できるやり方、あるいは納得できる期間で減らしてゆくということが必要になってきます。