名古屋市交通局は28日、市バスの男性運転士(39)が、同市中川区でバスを運行中に、乗客を置いたままバスを乗り捨てたと発表した。バスには乗客8人がいたが、25分後に代行バスに乗り換えるなどした。
交通局によると、運転士は28日午後1時12分に、地下鉄高畑駅のバス停を出発する予定だったが、発車直前に乗客から病院への行き方を尋ねられ、発車が1〜2分遅れた。車内の別の客から「早く行け」などと遅れをとがめられ、運転士は憤慨、一つ目のバス停「高畑三丁目」を約400メートル過ぎた中川区荒子5丁目で突然停車し、バスを乗り捨てた。運転士は約1時間後に歩いて営業所に戻ったという。
運転士は勤続7年8カ月。交通局の調べに、「注意され、怒ってしまった。バスを放置してしまい、大変無責任なことをした」と反省しているという。交通局は今後、運転士を処分する方針。