ニュース詳細
携帯ショップから探偵に情報が6月29日 1時37分
岡山市の携帯電話ショップで店長をしていた男が、愛知県警察本部の警察官ら契約者の個人情報を不正に引き出し、探偵業の男に伝えていたとして、不正競争防止法違反の疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、岡山市の携帯電話ショップの元店長、横田太佑容疑者(33)と広島市の探偵業、平田一雄容疑者(36)の2人です。
警察の調べによりますと、横田容疑者は、おととし7月、勤務先の端末を操作して携帯電話会社から不正に引き出した契約者3人分の住所や電話番号などを平田容疑者に伝えたとして、不正競争防止法違反の疑いが持たれています。
携帯電話会社では、許可を受けた社員らだけが契約者の情報にアクセスでき、横田容疑者にもそうした権限が与えられていたということで、警察の調べに対し横田容疑者は、「1件、数千円で情報を流した」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、不正にやり取りされた情報には、愛知県警察本部で暴力団捜査を担当している警察官のものも含まれ、横田容疑者が情報を流した直後に、この警察官に何者かから脅迫電話がかけられていたということです。
警察は、横田容疑者がほかにも契約者の情報を不正に流出させていたとみて調べるとともに、やり取りされた情報が何に使われたのかなどについても捜査しています。
[関連ニュース]
|
[関連リンク] |
|