米の医療保険改革法は合憲 最高裁が判決【ワシントン共同】米連邦最高裁は28日午前(日本時間同深夜)、オバマ政権が最大の実績の一つと位置付ける医療保険改革法について、根幹部分である国民の保険加入を義務付けた条項を含め合憲との判断を示した。国民の保険加入義務化や保険料の公費補助を打ち出し「社会主義化」との批判も招いたオバマ大統領の代表的政策は、司法の場で正当性を認められた。11月の大統領再選を狙うオバマ氏への追い風となる。 「加入義務化は個人の自由を侵害し違憲」と主張した保守派の反発は必至。野党共和党では大統領候補となるロムニー前マサチューセッツ州知事も大統領選で国民に同法の是非を問う構えだ。 【共同通信】
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