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大阪市 がれき受け入れ説明会6月28日 4時11分
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東日本大震災の被災地、岩手県で出たがれきの受け入れを決めた大阪市は、27日夜、焼却施設などがある地区で住民説明会を開き、橋下市長が「復興に向けて頑張っている被災地を何とかサポートしたい」と述べ、受け入れへの理解を求めました。
大阪市は、岩手県で出たがれきを受け入れ、大阪・此花区にある焼却施設で燃やし、その灰を、同じ区内の大阪湾の人工島・夢洲で、埋め立て処分する方針を決めています。
27日夜は、此花区で大阪市による初めての住民説明会が開かれ、住民200人余りが出席しました。
この中で、橋下市長は「原発事故のあった福島県から距離も離れている岩手県で出たがれきは、一般のごみやがれきと同じだ。復興に向けて頑張っている被災地を何とか助け、サポートしたい」と述べ、受け入れへの理解を求めました。
一方、住民からは「受け入れによる風評被害で土地の価格が下がらないようにする対策は考えているのか」とか「放射性物質が海に流れ出た場合の魚への影響が不安だ」といった意見が出されました。
2時間にわたる説明会の間、橋下市長は、最後まで住民の声に耳を傾けていました。
大阪市では、住民の理解を得るため引き続き説明会を開くことにしています。
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