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居酒屋 牛レバーで食中毒か
6月28日 16時21分

福岡市博多区の居酒屋で牛の生レバーなどを食べた家族4人が、下痢や腹痛などの症状を訴え、このうち2人から食中毒を引き起こす細菌「カンピロバクター」が検出され、福岡市は生レバーによる食中毒の疑いもあるとみて、調べています。

福岡市の博多区保健福祉センターによりますと、今月6日の夜、福岡市博多区の居酒屋で、牛の生レバーなどを食べた家族5人のうち4人が3日後、下痢や腹痛などの症状を訴えました。
現在は、いずれも症状は回復しているということです。
医療機関での検査の結果、10代の女性と30代の女性の2人から、食中毒を引き起こす細菌「カンピロバクター」が検出されたことから、保健福祉センターは、この店で出された生レバーによる食中毒の疑いもあるとみて、原因を調べています。
保健福祉センターによりますと、この店で食事をしたほかの客からも食中毒の症状の訴えが寄せられているということで、食べた料理や時期などを調べています。
牛の生レバーについて、厚生労働省は、重い食中毒を防ぐ有効な対策がないとして来月1日から飲食店などでの提供を禁止することを決めています。

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