日本の常識はシリコンバレーの非常識!海外プレゼンで失敗する4つのポイント

2012/06/28


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書き起こし.comとのタイアップ企画として、掲載されている全文書き起こしコンテンツを再編集させて頂きました。

今回ご紹介するのは、btraxのブランドンさんによる「アメリカ式成功するプレゼンのコツ」。講演の全文はこちら


失敗ポイント①:自己紹介から始める

日本の人たちが、アメリカでプレゼンするときにおかしてしまう一番大きな失敗というのは、最初プレゼンが始まって何を話すかというところ、「僕はどこどこの会社の●●部の●●役職でこういう経歴です。」っていうすごく丁寧な自己紹介するんです。

これは日本の文化で、名刺をまず渡して自己紹介するっていうので慣れてると思うんですけど、アメリカってそれは結構すっ飛ばしてしまって、相手の興味を得てから自分に興味を持ってもらってから「実は僕こういう人なんです」っていう、そういうのが多いんです。

これは日本でもありますねー。スライドがいきなり本論とは関係ない、長々とした自己紹介から始まるとテンション下がります。自己紹介やチーム構成は入れても最後にちらっとで良いでしょう。


失敗ポイント②:ジョークを言う

アメリカだからつかみで冗談を言ったらいいと思う人がいるんですけど、これも結構間違いでジョークは結構繊細な部分があります。

例えば、人種に関することとか宗教のことダメとかありますけど、それ以外にも言ってはいけないこととか、空気に合わないことってあるので、ジョークでプレゼンを進めるのはあまりおすすめしません。軽いユーモアはいいんですけど、ジョークは結構危ないかなと思います。

変に受けを狙わず、真面目に行くのが良いと思います。僕も外すのが嫌なのでユーモアはオプションにしています。


失敗ポイント③:エクスキューズをする

これも日本の方のすごい弱点なんですけど、自信がない発言をしてしまう。プレゼン始まったときに、英語のプレゼンだから「すみません。僕英語苦手なんです」って、「My English is not good.」とかそういうのを最初に始めちゃう。それだとちょっと聞いてるほうが自信なくなっちゃうんで、そこは自信満々でもいいかなと思います。

これも海外プレゼンに限らない話。「ちょっと準備が不十分で…」とか言っちゃうのは無意味どころか、悪影響なのでやめておきましょう。



失敗ポイント④:資料にデータを詰め込みすぎる

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スライド自体も情報量が多すぎるケースって日本は多いと思うんですよ。グラフがたくさんあって、文字がたくさんあって、見ている人は読めない。字が小さすぎて分からないし、そういうのがあるんで、そこもなるべくシンプルにしたほうがいいかなという。

最後の話もあるある。若い人のプレゼンでは流石に見かけなくなっていますが、大企業のオジサンの資料なんかは未だに「スライデュメント」ですよね。


後編は成功するポイントがまとまっています。こちらも合わせてぜひ。


コンテンツ提供:書き起こし.com(全文はこちら)


関連本。この2冊は必読です。