トップ > スポーツ > ゴルフ > 日韓女子ゴルファーの決定的な〝差〟

人気ランキング
急上昇キーワード
東スポ芸能
東スポ本紙の芸能スクープ記事がスマホで読める!
※docomoとauのみ
(auのiPhoneでもご利用いただけます)
※SoftBankも今後対応予定
詳しくはこちらから
アクセスはこちら!
http://g.tospo.jp/
QRコードQRコードをスマートフォンから読み取ってください

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日韓女子ゴルファーの決定的な〝差〟
2012年06月28日 12時00分

「アース・モンダミンカップ」(24日、千葉・カメリアヒルズCC)、最終18番のイーグルで服部真夕(24=LIXIL)が今季初優勝を飾った。今季の国内女子ツアーは海外勢が勝ちまくり、連勝の最長記録を更新中だったが「7」でようやくストップ。だが、日本の女子ツアーを韓国勢が席巻する状況に変わりはない。これほどの違いはいったいどこにあるのか。女子プロゴルフ協会・樋口久子相談役(66)が明かした日韓の決定的な〝差〟とは——。

 海外勢の連勝がようやく止まった。7連勝のうち韓国選手の優勝は実に6回を数えた。連勝は止まったものの、賞金ランク1、2位(全美貞、アン・ソンジュ)を占めており、韓国勢が国内ツアーを席巻する状況は変わっていない。
 日本女子プロゴルフ協会の樋口相談役は日本人選手との差を練習量にあると指摘する。「先週(「ニチレイレディス」で)優勝した辛さんも話していたけど、韓国の選手にとって、日本は練習環境がいい。だからモチベーションも上がって、いくらでも練習できるんです」

 これは樋口相談役自身が1970年代に米ツアーに参戦した経験に基づくもの。当時は日本の練習環境も整っておらず「米国ではどこからでもアプローチができることがうれしくて、もっと練習したいと思った」

 相談役の立場としては「みんな同じ協会の会員ですから」と打倒・韓国を声高に叫ぶことはできないが、日本人選手に向け「勝つためには見習ってもっと練習するしかない」と厳しいアドバイスを送る。韓国勢に比べ、単に練習が足りないだけというわけだ。

 実際に海外勢の連勝を止めたのは樋口相談役と同じく、米国での経験豊富な岡本綾子(61=ダイワボウHD)に師事する服部だった。〝岡本軍団〟は練習日に最後までコースにいる常連。昨年までは2メートルのパットを50回連続で入れるという気の遠くなる練習で一日を締めくくっており、日没で達成できないこともあった。

 今年から本人が納得したところで終わりとなったのは「ずっと同じところで練習していると、グリーンを傷めてしまうから」。決して練習量が減ったわけではなく、最後の数人になるまで練習グリーンにいるのは相変わらずだ。

 樋口相談役は他にも、国のバックアップによるジュニア育成など、日韓の差を指摘。ただ、いみじくも服部の優勝で証明されたように、練習量の差が日本の〝敗因〟なのは間違いない。もちろん、ここでひと安心し練習量に改善がなければ、再び韓国勢の連勝スタートとなりかねない。


関連記事
  1. 石川遼「20歳の婚約」を米ゴルフメディア称賛
  2. ウィー苦戦の「76」大叩き
  3. 石川遼に〝ラブレター〟の真意
  4. 快挙V藤本が欲しいモノ
  5. 父が語る石川遼「来季Vロード」
  6. さくら復調2位スタート
ピックアップ
「ミス東スポ2013」7月から第2クールがスタート!
「ミス東スポ2013」を目指し、ライブチャット、撮影会、ブログアクセス数、電子写真集の獲得ポイントによるサバイバルレースを展開します。第1クールの5人が決勝クール進出。

テレビに映らないAKB48総選挙
全国の視線が集まった「AKB48 27thシングル選抜総選挙」。華やかな舞台、そしてテレビには映らない厳しい現実をお届けします。

みこすり半劇場
06月28日更新
続きを見る

東スポ動画
ミス東スポ2012の木嶋のりこチャンが、競輪に初挑戦――。 前回、「ギャンブーベット」を使い人生初の競輪で車券を的中させた木嶋のりこが、払い戻し金を全額勝負。 果たしてその結果は!? 「ギャンブーベット」の詳細は、ギャンブルエンタメ情報サイト「ギャンブー」(http://gamboo.jp/)へ。
注目コンテンツ
開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載!

ビートたけし本紙客員編集長が審査委員長の独自の映画賞!

日本マット界の隆盛、発展を祈念し、東スポが制定したプロレス大賞です。

便利帳として使えるような、いろいろなコンテンツ・情報を提供します。