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　ゆずポンが鬼と化す。スターダムのグラレスラー・愛川ゆず季（２９）が２４日、軍団をくら替えした鹿島沙希（１９）に完全制裁を予告した。

　もはやアイドルの面影はどこにもない。愛川は「全部ぶつけて、あの腐った根性を叩き直してやる。私の胸をとっても（鹿島に）負けてるところは一つもない。いてもいなくても同じ」と冷酷に言い放った。

　発端は後輩の裏切りだ。鹿島は愛川を中心とするユニット「全力女子」に属していたが「未来が見えない」と、敵対する夏樹☆たいようや世Ⅳ虎らで構成される「カワカツ軍」に寝返ってしまった。顔に泥を塗られた格好の愛川が黙っていられるはずもなかった。

　この日の東京・新木場大会では８人タッグ戦で激突し、愛川組は新軍団入りした鹿島に、仲間の宝城カイリをダイブ式フットスタンプで沈められた。愛川の怒りをますます増幅させる結果となった。

　愛川は「普通のシングルマッチで十分。蹴り倒す…記憶がなくなるまで蹴ってやる」と鹿島にＫＯ葬を宣告。あまりの殺気に、相棒の美闘陽子までもが「仲間だけど怖い…」とたじろぐほどだった。

　一方の鹿島は「蹴りばっかで、プロレスできんのか？」と応戦。緊急決定した７・８新木場での一騎打ちは、血の雨が降りそうだ。