[週刊BCN 2012年06月25日付 Vol.1437 掲載]
1stホールディングス 脱パッケージベンダー狙う SFDCと提携、クラウドにシフト
ウイングアークテクノロジーズを傘下に抱える1stホールディングス(1stHD、内野弘幸社長)は、今年4月、米セールスフォース・ドットコム(SFDC)と資本・業務提携した。1stHDが第三者割当で株(約4800万円)をSFDCに譲渡するかたちをとった。1stHDは12月から順次、自社のBI(ビジネス・インテリジェンス)などをSFDCのクラウドコンピューティング基盤上で利用できる情報活用関連のサービスを開始。昨年3月に買収したバリオセキュア・ネットワークスのサービスと合わせてパッケージベンダーから脱却し、PaaS(クラウド)事業に経営資源を傾注する。クラウドの普及で既存のパッケージビジネスが変革を迫られるなか、1stHDが今後の方向性を示すことができるかどうかが注目点だ。(谷畑良胤)
クラウド戦略を構想する1stホールディングスの中川真也・クラウド事業推進室長(左)、内野弘幸社長(中央)、バリオセキュア・ネットワークスの森脇匡紀・VarioCloud & VCR事業推進副本部長(右) ...
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