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【大リーグ】

松坂、通算50勝お預けも手応え 5イニング2/3を1失点

2012年6月28日 紙面から

◇レッドソックス5−1ブルージェイズ

 右肘手術からの完全復活を目指す松坂大輔投手(31)は26日、本拠地ボストンでのブルージェイズ戦に先発し、5イニング2/3を6安打1失点、5奪三振、1四球だった。打線の援護が遅く、日本人メジャー3人目となる通算50勝目はまたもお預けとなったが、本人も“手応え”を語るなど、過去3度の登板以上に確かで大きな一歩、前進だった。

 共同電などによると、「(戦列に)戻ってきてから、ボール自体は安定していて、カウントを悪くしても、どの球種でもストライクを取れる感覚はある。あとは使い方や試合勘」と松坂。

 最速93マイル(約150キロ)の速球は走り、スライダーやカットボール、カーブも切れ味鋭かった。1回の最少失点も味方の野選絡み。3、5回は三者凡退。6回途中で球数が100球に達したこともあり、降板となったが、先発の責任は十分に果たした。

 課題にあげた「試合勘」も戻りつつある。1回はエスコバルの正面に飛んできた痛烈なライナーを好捕。2回は一塁走者デービスを「自分がびっくり。高校以来。プロに入ってから一度もないんじゃないか」というけん制球で刺した。体の切れが戻ってきた証左だった。

 次回登板は7月2日(日本時間3日)からのアスレチックスとの3連戦中で中5日以上となる見込み。

 

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