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【プロ野球】

阪神ミス連発で連敗 鬼門ナゴヤでまた勝てず

2012年6月28日 紙面から

1回裏無死一、二塁、和田のゴロを捕球した二塁手平野からの送球がそれ、ボールの行方を見る鳥谷。右は一走大島

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◇中日9−4阪神

 中日が快勝、貯金を今季最多の14とした。1回、失策や暴投、堂上直の適時打で4点を先行。3回に谷繁の2点二塁打、4、6回は井端の適時二塁打で加点した。雄太が6回途中4失点で3勝目。阪神は守備が乱れて後手に回り2連敗。

     ◇

 阪神が誇る二遊間が痛恨のミスだ。初回無死一、二塁。平野が和田のゴロを捕球して併殺狙いで二塁カバーに入った鳥谷に送球した。だが、ボールは鳥谷のグラブに収まることなく外野を転々(記録は平野の失策)。その間に2者が生還した。この回計4失点。2試合連続の初回大量失点では連敗も仕方ない。

 「俺はきちっと投げたつもりだけど。こっちも生活が懸かっているんできちっと見てほしい。(送球が)変化とかしたらこちらのミスだけど」。これまで何度もチームを救ってきた名手・平野が感情をあらわにした。

 鬼門・ナゴヤドームでは今季4敗1分けで勝ち星なし。「この球場へ来るとバタバタしてしまう」と和田監督。この日は昨年6月27日に遠征先の富山市内のホテルで54歳で急死した渡辺長助チーフスコアラーの命日。チーム全員が練習前に球場の一室に集合し黙とうをささげた。「今日は勝ちたかった。そういう思いは強かった」と平野。首位と今季最大の8ゲーム差。3連敗は絶対にできない。(中谷秀樹) 

 

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