<話題>国際ハッカー集団が日本にサーバーテロ、ネットセキュリティ関連銘柄に注目
日本がサイバーテロの脅威にさらされている。国際ハッカー集団「アノニマス」が、20日に成立した改正著作権法に反発して、日本政府への攻撃を予告する声明をインターネット上で公表。その後、26日未明の財務省・国有財産情報公開システムのホームページへの不正アクセスを皮切りに、最高裁、国土交通省の霞ヶ浦河川事務所、自民党、民主党へと攻撃が続いた。
一連の動きは、官公庁に対する国境を越えたサイバーテロの脅
日本がサイバーテロの脅威にさらされている。国際ハッカー集団「アノニマス」が、20日に成立した改正著作権法に反発して、日本政府への攻撃を予告する声明をインターネット上で公表。その後、26日未明の財務省・国有財産情報公開システムのホームページへの不正アクセスを皮切りに、最高裁、国土交通省の霞ヶ浦河川事務所、自民党、民主党へと攻撃が続いた。
一連の動きは、官公庁に対する国境を越えたサイバーテロの脅威を改めて浮き彫りにした。国際的に活動している企業も同様のリスクを抱えている。インターネットによるボーダレスな社会が続く限り、サイバーテロは繰り返し発生するとみられる。ネットセキュリティに対するニーズは一段と高まろう。
27日の株式市場では、情報セキュリティサービスを手掛けるラック <3857> が大幅高。28日も旺盛な買いが続いている。ラックを始め、セキュアヴェイル <3042> 、アズジェント <4288> 、イー・ガーディアン <6050> 、ポールトゥウィン・ビットクルーホールディングス <3657> などのネットセキュリティ関連銘柄から目が離せない。
提供:モーニングスター社