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牛レバーを生食するのは、やめましょう(「レバ刺し」等)

生の牛レバー(「レバ刺し」等)を食べるのはやめましょう。
牛レバー(肝臓)の内部からは、腸管出血性大腸菌が検出されていることから、生で食べると、食中毒のリスクがあります。

お知らせ

  • 食品衛生法に基づいて、生食用牛肝臓の販売を禁止することとなりました。平成24年7月1日から実施する予定です。
  • これは、牛肝臓を安全に生で食べるための有効な予防対策は見い出せておらず、牛肝臓を生で食べると、腸管出血性大腸菌による重い食中毒の発生が避けられないからです。
  • 正式に実施されるまでの間も、生食用牛肝臓(中心部まで加熱されていないものを含む)を提供しないようお願いします。

消費者の皆様へ

牛レバーは生で食べず、
中心部まで十分に加熱して食べましょう。
  • レバー(肝臓)の内部からも腸管出血性大腸菌が検出されたことが報告されています。
  • 腸管出血性大腸菌は、少数の菌だけでも、食中毒を引き起こします。
  • 一般に牛レバーを含む食肉を生で食べると、食中毒のリスクがあります。
  • 「新鮮」かどうかは、関係ありません。

 


リーフレット(平成24年6月27日) [195KB]

事業者の皆様へ

平成24年7月(予定)から、加熱用を除き、生の牛肝臓は提供できなくなります。
  • 生食用牛肝臓の販売を禁止し、食品衛生法に基づく規格基準を設定する手続きを進めています。
  • 平成24年7月から、加熱用を除き、生の牛肝臓の販売・提供は禁止される予定です。

 


飲食店用 [331KB]

食肉販売店等用 [361KB]

検討の経過

以下の審議会等で検討が行われてきました。

  • 平成23年6月28日 食品衛生分科会食中毒・乳肉水産食品合同部会  資料  議事録

    生食用食肉に係る安全性確保対策について、検討が始められました。

  • 平成23年7月6日 食品衛生分科会食中毒・乳肉水産食品合同部会  資料  議事録

    今後、食品衛生法による規制を含め検討することとされました。
    検討に当たって、レバー内部の汚染の可能性を調査研究するとともに、検討までの間、生食用牛レバーを提供しないよう飲食店等に周知することとされました。

  • 平成23年12月20日 食品衛生分科会乳肉水産食品部会  資料  議事録

    牛レバーにおける腸管出血性大腸菌等の汚染実態調査の結果が報告されたほか、関係業界団体の関係者から意見が発表され、意見交換が行われました。

  • 平成24年2月24日 食品衛生分科会乳肉水産食品部会  資料  議事録

    部会の委員のほか、専門家、関係業界団体の関係者を招いて、検討が行われました。

  • 平成24年3月30日 食品衛生分科会乳肉水産食品部会  資料  とりまとめ [151KB]

    部会の委員のほか、専門家、関係業界団体の関係者を招いて検討が行われ、腸管出血性大腸菌は牛の腸管内に存在し、2〜9個の菌の摂取で食中毒が発生した事例が報告されていること、牛肝臓の汚染実態調査で、牛肝臓内部から腸管出血性大腸菌等が検出されたこと、牛肝臓を安全に生食するための有効な予防対策は見い出せていないことなどから、食品衛生法に基づいて牛肝臓の生食を規制すべきとの意見がとりまとめられました。

  • 平成24年4月12日 第427回食品安全委員会  資料・議事概要  評価書

    厚生労働省からの評価の依頼に基づいて、食品安全委員会で議論が行われました。牛肝臓の生食を規制する規格基準を設定し遵守されれば、生食用食肉の際に既に評価を行った評価結果から「人の健康に及ぼす悪影響の内容及び程度が明らかである」ことから、規制にあたって、改めて食品健康影響評価を行う必要はないとされました。

  • 平成24年4月19日〜5月18日 パブリックコメントの実施  終了案件詳細  結果の概要 [236KB]

    牛肝臓の生食の規制について、国民の皆さまの意見を募集しました。

  • 平成24年6月12日 食品衛生分科会  資料   答申書 [221KB]

    食品衛生分科会において、委員のほか、関係業界団体の関係者を招いて検討が行われました。これまでの乳肉水産食品部会での検討結果の報告、パブリックコメントの結果の報告、関係業界団体からの意見陳述等のあと、議論が行われました。最終的に、食品衛生法に基づいて規格基準を設定し、生食用の牛肝臓の販売・提供を規制すべきとの答申が行われました。


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