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強要否定の報告書公表 樽商大飲酒 再発防止へ近く第三者委

(06/28 11:10)

報告書の内容を説明する山本真樹夫学長

報告書の内容を説明する山本真樹夫学長

 【小樽】小樽商科大アメリカンフットボール部で1年の男子学生が死亡した飲酒問題で、同大は27日、記者会見し、下級生に対する「強い心理的強制があったとは言えない」などと、明確な飲酒の強要を否定する調査報告書を公表した。同大は報告書をもとに今後、関係した学生の処分を決める。一方、学外の識者が再発防止策などを検討する第三者委員会を近く設立することも明らかにした。

 調査報告書はA4判11ページ。事故について部員や監督ら約90人から聴取した結果をまとめた。それによると、同部では、伝統的に4年生が1年生に酒をつぐパーティーを行っていたことを認めたが、「自分から進んで飲んだ」とする1年生部員が多数いたことなどから、強要はなかったと結論づけた。<北海道新聞6月28日朝刊掲載>

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