スポーツ記者という立場上、大きな声では言えないのですが…実は熱烈なG党です。もちろん取材となれば公平ですが、連日巨人戦の結果に一喜一憂する毎日。
そんなG党の一人として気になっているのが、原辰徳監督のベンチでのメガネ姿です。現役時代から巨人一筋の「永遠の若大将」も53歳。いよいよ老眼でしょうか?
1996年長嶋巨人時代に担当記者をしていました。実は還暦を迎えた長嶋茂雄監督は老眼鏡をかけていました。しかし、試合中、ファンの目にふれるところでは頑としてメガネをかけなかったのです。当時、そのことを長嶋監督に直撃したことがあります。すると「ファンの皆様は見たくないでしょ」と答え、笑っていました。
最近、東京ドームのベンチがテレビ画面に映るたびに、見られること、魅せること、にこだわった長嶋監督の姿を思い出し、ついつい懐かしく感じています。(運動部・久保武司)