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2012年6月27日(水) 19:14 |
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四国電力、原発再稼動に理解求める
四国電力の株主総会が高松市で開かれ、原発事業の撤退を求める株主提案が行われましたが、反対多数で否決されました。 総会は過去最長の3時間6分となりましたが、四国電力の千葉社長は伊方原子力発電所の再稼動に向けて改めて理解を求めました。
四国電力の株主総会は高松市の四国電力本店で開かれ、288人の株主が出席しました。 会場の外では、原発に反対する市民グループが抗議活動を行いました。 総会では、四国電力の千葉昭社長が、伊方原発の再稼動の見通しが立たない中、この夏の電力需給は厳しくなると説明しました。 そして、改めて原発の再稼動に向けて理解を求めました。 この後、個人株主グループから、原子力発電事業からの撤退などを求める株主提案が行われました。 株主からは、「原発は未来の世代へ負担を強いることになる」などの意見が出されましたが、撤退を求める議案は反対多数で否決されました。 四国電力は、伊方原発の発電施設は岩盤の上にあるので、内閣府が発表した地震に対しても十分耐震性がある、また、津波による施設への浸水はないと考えているが、3号機のストレステストで、14.2メートルの津波が来た場合も浸水することがないと確認されているとしてます。
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