2012年 6月 27日 |
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四国電力株主総会
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原発の再稼働か、脱原発か。全国の電力会社で27日、一斉に株主総会が開かれました。四国電力の株主総会では脱原発の株主が原発事業からの撤退を求める提案を出しましたが否決されました。四国電力の株主総会は高松市の四国電力本店で開かれ個人株主や代理人など約290人が出席しました。千葉昭社長は現在、3基全てが停止している伊方原発の再稼働について、「地域の理解を得ながら早期に再稼働し、電力の安定供給に努めていく」と述べました。この後、株主から再稼働は慎重に判断して欲しいという要望や南海トラフで発生する巨大地震が起きても安全性は確保されるのかなどの質問が相次ぎました。これに対し、四国電力は「伊方原発は海抜10bの高さの強固な岩盤の上にある」として安全上、問題はないとの考えを示しました。また、総会では原発に反対する株主30人が原発事業からの撤退を求める提案を出しましたが反対多数で否決されました。一方、千葉社長は総会後に記者会見し伊方原発3号機の再稼働の判断は夏以降にずれ込む見通しを示しました。四国電力は来月2日から9月7日までの平日、午前9時から午後8時の間に、猛暑だったおととしと比べ7%以上の節電を要請しています。
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ベルト違反に誤り
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岡山県警は、後部座席のシートベルトの装着違反で、対象外の56台の車を誤って取り締まったことを明らかにしました。誤って取り締まっていたのは、2009年3月から先月にかけて、岡山県内の高速道路を通行したライトバンなどの貨物自動車56台です。警察によりますと、高速道路で後部座席のシートベルトを装着しなかった場合、違反となりますが、後部座席を倒して荷台として使える貨物自動車は、シートベルトの取り付け義務はありません。今回の56台もその対象外の車でした。基準を正しく認識していなかったのが原因で、県警は、取り締まった違反点数を抹消するなどの措置を取るとともに、関係者に謝罪しました。岡山県警高速隊の青木和夫隊長は「隊員の指導を徹底し再発防止に努める」とコメントしています。
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四角いスイカ 初出荷
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鑑賞用として人気が高い、四角いスイカの出荷が善通寺市で始まりました。このスイカは、四角い強化プラスチックの中で栽培したもので、35年ほど前から善通寺市の農家で作られています。今年は苗を育てる先月雨が少なく、水やりに苦労したということですが、平年並みの出来で来月上旬までに約400個が出荷される予定です。値段は1個1万2000円から1万5000円で、東京方面を中心に全国で販売されます。この四角いスイカ、生育途中で収穫するため食用には向きませんが、適度に温度や湿度を管理すれば1年近く持つということです。
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美作市で死亡事故
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27日朝、美作市で、道路を歩いて渡っていた女性が軽乗用車にはねられ死亡しました。27日午前6時ごろ、美作市明見の国道交差点で、横断歩道を歩いて渡っていた近くの無職世良友子さん(65)が、右折してきた軽乗用車にはねられました。この事故で、世良さんは頭などを強く打って死亡しました。警察は、軽乗用車を運転していた美作市北山の会社員右手雅志容疑者を、自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕し、容疑を過失致死に切り替えて調べています。警察の調べに対し右手容疑者は「対向車に気を取られていて歩行者に気付くのが遅れ、ブレーキをかけたが間に合わず衝突した」と話しているということです。
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