「東電病院なくせ」東電株主総会で猪瀬副知事
テレビ朝日系(ANN) 6月27日(水)15時20分配信
東京都の猪瀬直樹副知事が、東京電力の株主総会で「国有化される会社に病院は必要ない」と東電が所有する東京電力病院の売却を要求しました。東京都・猪瀬直樹副知事:「東電(病院)だけですよ、社員以外は診ない。そうしたらお客さん少ないから赤字になる。赤字になって会社が入れる金を。その発想がたった今まであったということ」
猪瀬副知事は、東電の福利厚生施設の象徴ともいえる東京電力病院について、「資産価値は約120億円以上ある。国有化される以上、売却して還元するべきだ」などと要求しました。都によりますと、東京電力病院は、東電の社員とOB専用の病院で、113床のうち約20床しか使われていないということです。東電の勝俣会長は、売却を検討する考えを示しました。
最終更新:6月27日(水)21時48分