懲戒処分:飲酒運転の教諭を免職−−熊本市教委 /熊本
毎日新聞 2012年06月27日 地方版
熊本市教委は26日、酒気帯び運転容疑で9日に現行犯逮捕された市立田底小の大村勧教諭(50)を懲戒免職に、管理監督責任で同小の男性校長(59)を戒告の懲戒処分にした。
市教委によると、大村教諭は9日、部活動の練習試合に顧問として児童を引率。試合後の午後3〜6時、児童や保護者と山鹿市内の焼き肉店で飲食した際にビール中ジョッキを5杯、焼酎の水割りを5杯飲んだ。いったん代行運転で同市内の両親の家に戻ったが、約20分後に1人で飲み直すため車を運転し、軽乗用車に追突した。呼気1リットル中0・55ミリグラムのアルコールが検知され熊本北署が現行犯逮捕、その後釈放された。
大村教諭は市教委の聴取に「当時、外はまだ明るかったので飲みたかった。個人的な悩みもあった」と話したという。【松田栄二郎】