韓流ブームに疑問符
6月30日に兵庫県豊岡市で行われる予定だった“K-POP IN 豊岡・神鍋高原”が、チケットの売れ行きが伸びずに急遽中止となった。購入者に対して払い戻しも出来ない有様で、世間から韓流ブームに疑問符がついている。そんな中、浅草キッドの水道橋博士の発言が注目を集めている。
テレビが煽っているだけ
水道橋博士が韓流ブームに関する発言を行なったのは、テレビ大阪『たかじんNOマネー 人生は金時なり』の新企画『タブー知恵袋』でのこと。この企画は、NOマネーWEB会員から寄せられた様々な質問をヤフー知恵袋に掲載する一方で、専門家やスタジオの論客たちも回答してベストアンサーを決めるというもの。6月9日放送回では
『韓流・K-POPがここまで流行っているのは何故?』という質問があったのだが、水道橋博士は韓流ブームについて自身の見解を次のように述べた。
「ブームっていう実感がないからぁ、その周囲を見渡しても。現象は現象ではあるんだろうけど」
水道橋博士は韓流ブームそのものに違和感を持っている様子で、こう続けている。
「昔のディスコなんか・・・ゴールドだとかジュリアナだとか、日本中であそこだけじゃないですか。それでも皆そうやってる風に思えたわけじゃないですか、テレビで流すから。だからただの現象であって、ブームだって言ってるのはテレビ局だけ」
90年代初頭のバブル期に流行したジュリアナなどを引き合いに出し、韓流ブームはテレビ局が煽っているだけと結論付けた。また、水道橋博士は“K-POP”というジャンル分けにも納得いかないようで、
「アメリカのポップスを聴いて米(ベイ)ポップって言わないし、ただの洋楽なのに韓国だけちょっと・・・」
と異議を唱えている。
主婦の7割が「韓流好きじゃない」
大垣共立銀行(岐阜)系列のシンクタンクである共立総合研究所による『韓流消費に関するアンケート』では、
主婦の7割が「韓流は好きではない」と回答。この結果は、「K-POPブームの空虚さを裏付ける」として反響を呼んだ。ここにきてブームの虚構を伝えるメディアも多くなってきているが、テレビのウラ側を知っているであろう水道橋博士の今回の発言も説得力のあるものといえるかもしれない。
テレビ大阪『たかじんNOマネー』
http://www.tv-osaka.co.jp/ip4/takajin/共立総合研究所『韓流消費に関するアンケート』(pdf)
http://www.okb-kri.jp/_userdata/pdf/press/水道橋博士の博士の悪童日記
http://blog.livedoor.jp/s_hakase/