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【社会】

福島1号機建屋地下で1万300ミリシーベルト 

2012年6月27日 20時55分

 東京電力は27日、福島第1原発1号機の原子炉建屋地下で、最大で毎時1万300ミリシーベルトの放射線量を計測した、と発表した。人が浴びれば40分ほどで死亡する極めて高い数値。格納容器の中を除けば、同原発内で計測された最大の線量。

 東電は26日、原子炉建屋1階の配管のすき間から内視鏡や線量計、温度計を入れ、圧力抑制室がある建屋地下の状況を調べた。高濃度汚染水の水面付近で最も高い数値を示し、汚染水から5メートル離れた位置でも625ミリシーベルトあった。

 汚染水の水温は32〜37度ほどで、原子炉下部の温度と同程度であることから、原子炉を冷却した水が時間を置かずに流れ込んでいるとみられる。

(中日新聞)

 

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