車・自動車SNSみんカラ

2012年06月21日
今回、楽しい内容でなくて申し訳ありません。
私は悪い事をしました。その懺悔になればと思い、また自戒も込めて、今日のブログを書きます。
因みに今回、相手の方に迷惑が掛かるかも知れないので、全て匿名とさせて頂きます。ご了承下さい。


私は、或る方(A氏とします)を2ちゃんねるに晒しました。
或るニュースで目にした、別の方の日記(B氏とします)に寄せられたA氏のコメントに、むっと来たからです。

確かに、その時は清々しました。
すぐに正体もばれましたが、きっと足あと機能をONにしているからだろうと、その時は思いました。
住人からも、誰かの共感を得るどころか「そんなの色眼鏡で見られるのは当たり前じゃないか」という反論で埋め尽くされ。
その辺は、因果応報だろうと、落ち着いた振りをしていました。

しかしそれが、日にちが経つごとに、込み上げてきたのは後味の悪さでした。
自分は一体何をやってるんだろうと。
なので両人にメッセージを送信しましたが、色々と私の不徳と致すところで…。私の書き方(言い方)が悪かったせいで却って相手を誤解させ傷付かせ、どうすれば一番良いんだろうかと考えあぐねている間にタイミングを逸して後手に回り…。
そもそも最初の段階から、言いたい事があればメッセージなりコメントなりで伝えれば良かったのに、それをしないで晒した。それほどまでに私はずるく、小さく、弱い人間です。
今は自己嫌悪しかありません。空気が読めず、他人の気持ちが分からなかったのですから。


いつもご覧頂いているみん友の皆様には、こんな報告をしなければならず、本当にごめんなさい。
こんな半端者だというのが、私の正体です。しかも気分の落差も激しいので、扱いにくいだろうと思います。

このままでは皆様に会わせる顔がないので、所属しているグループは、脱退させて頂きます。
同じく、みん友も解除させて頂きます。飽きたとか嫌いになったとか、決してそういう訳ではないのですが…。
ただし、1~2週間に一度しかログインされない方もいらっしゃるので、周知期間として今日から7日後に。
仲良くして頂いた方も多いので、物凄く悩みましたが、私の存在が悪い影響を与えてはならないと判断しましたので。


今回私のした事で、お相手だけでなく、私のみん友の方々にもご迷惑をかける事となり、心苦しく思います。
この度は申し訳ありませんでした。
Posted at 2012/06/21 21:08:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2012年06月17日
最近症状がぶり返してきて、一昨夜も薬を飲んでも寝付けませんでした。
なので、深夜に起きてプリンを食べ、録画していた歌番組での水樹奈々さんの歌を聞いたのですが、それでも駄目。

ふと、未見だった、10日21:00放映のNHKスペシャル『激動 トヨタピラミッド』の録画を視聴しました。
まあ、そのせいで、余計眠れなくなってしまったのですがね…。
エガちゃんにすれば良かったかな。




以前から分かっていた事ではありますが、こうして改めて見ると、やっぱり重いですね。

別名「トヨタ方式」と呼ばれる、製造業において顕著な護送船団方式
「寄らば大樹の影」と呼ばれて日本人らしい精神構造の表れだとして批判される機会も多かったのですが、でも大企業の傘の下にあるからこそ仕事が保障され、それに伴い生活も保障され、日本中、いや世界中の人々に安くて高品質の車をコンスタントに提供できる仕組みでもありました。
しかし最近では、急激すぎる国際化、際限なく厳化する価格競争、リーマン・ショック、円高、増税、デフレスパイラル、海外への人材流出、アメリカでのプリウスバッシング、欧州信用不安(欧州債務危機)、そして東日本大震災……それらに振り回されて、従来のモデルケースが通用しなくなっています。

番組で公開したサプライヤー(下請け業者)向け内部資料によれば、トヨタフォルクスワーゲンには負け、日産には後塵を拝し、ヒョンデ自動車にも追い詰められつつあると、トヨタ自身が認めていました。
せめて対等に戦う為には、品質を向上させ、しかし値段は安くするという、相反する要素を現実にしなければならない。そしてその為には最低でも、人件費の高い国内での生産を諦め、海外へ生産拠点を移転しなければならない。
その結果、産業の空洞化が起こり、活路を見出せなくなった下請け企業や人材は日本を捨て、そんな企業や人材を新興国が買収するので、益々空洞化に拍車が掛かっていく。
趣旨が違うので番組では取り上げられませんでしたが、あまつさえ最近では、技術だけでなく、日本らしい繊細な「おもてなしの心」までもマニュアル化して売り飛ばしてしまった。これ以上、日本は何を武器に戦えば良いのでしょう。

企業買収が当たり前の欧州メーカーは、とうの昔に現地設計・現地生産・現地法人化が進んでいます。ジャギュヮーなんて、もはやインドのメーカーですからね。
それに比べて日本は遥かに遅れを取っているとの、番組での指摘でした。
契約こそが全てである欧米先進諸国では、当たり前のように買収したりされたりを繰り返しているうちに、際限のないデフレスパイラルに陥り、産業は空洞化し、それを補う為に増税に次ぐ増税、失業率は半数にまで膨れ上がり、毎日のようにデモや暴動が起きている。それを反面教師とし、できるだけ国内雇用を守りたいとの思いから、ぎりぎりまで国内生産に拘ってくれていたのかも知れません(好意的な見方かも知れませんが)。
ですがそれももう限界。
サプライヤー向けセミナーに参加した下請け業者の社長さん方は、インタヴューで異口同音に「(日本に)残るも地獄、(海外に)出るも地獄」と零していたのが印象的でした。
そして晴れて現地工場の買収に成功しても、今度はそこの労働組合から交渉を持ち込まれる。従業員全員に退職金を払い、その上で全員再雇用してお祝い金を払い、且つベースアップしろと。
完全に足元を見られています。
しかしそれに応じればコストにもろに反映され、しかし親会社である一次サプライヤーからは「もっともっとコストカットとリストラを進めないなら、お前のとこの製品は二度と買わないよ」と釘を刺されている。


現在トヨタでは、国内雇用を守るためと称し、300万台国内生産死守を宣言しています。
ですがその実態は、日本を捨てて新興国に活路を見出したサプライヤーによって支えられ、国内雇用は新技術開発試験でのみ極々一部が辛うじて生き長らえているのみ。
その影では、倒産に追い込まれた下請け業者や、仕事を失った職人たちが、それこそ星の数ほどいる。
倒産した三次サプライヤーの社長さんは、解体され廃墟となった工場跡で、「もう下請けは懲り懲りだ。気持ちを切り替えて、明日からハローワークに通う日々だ」と静かに笑っていました。

「世界のトヨタ」の看板を掲げている以上、一旦築き上げたトヨタピラミッドを崩壊させる事は許されません。
そのピラミッドがあるからこそ、トヨタの重役だけでなく、末端の、田舎にある家族経営の小さな小さな町工場で、安い給料でも文句一つ言わずに働く、名もないおじさんおばさんたちの生活が保障されるのですから。
ですが世の中の変化はあまりに急激。それに対応する為に、国内のピラミッドは痩せ細り、反比例して海外のピラミッドは肥え太っていく。
しかしそれとて、将来状況が一変して、その国のピラミッドを解体してより人件費の安い別の国に築く事になったとしたら…。その時が来たら、現地の人々から「日本人は我が国を滅茶苦茶にするだけしておいて、アフターケアもせずに去っていった。私達に残されたのは焼け野原だけだ」と憎まれるのでしょうか。


一年間密着取材されていた、二次サプライヤー・野口製作所の社長さんが言っていました。
「松下幸之助式の『全員経営』は理想だけど、現実はそうはいかない。変化が早すぎるんですよ…」

番組の最後では、紆余曲折あったフィリピンの工場の買収に無事漕ぎ着け、インタヴューにも笑顔を見せていました。
しかしその顔は、どこか強張っており、心なしか目も潤んでいるようでした。正直、安堵や会心から生まれた笑顔には、到底見えませんでした。
僕にはその笑顔が、野口製作所を始めとしたサプライヤーたちや、国内トヨタピラミッド、日本の製造業、いや日本の全ての産業の末路を暗示しているように見えて、やるせなくなりました。
2012年06月13日
”若者のクルマ離れ対策も” アニメと自動車業界、コラボ続々
(アルファルファモザイク、2012年6月11日)


「若者の車離れ」が言われて久しい車業界。
色々な要因が複雑に絡み合い、必ずしも車メーカーだけの問題ではないにせよ、これも時代の変化ですね。
そんな中、業界が目を付けたのが、僕らヲタクです。
『頭文字(イニシャル)D』ブームや痛車ブームでヲタク趣味と車趣味を両立させる人は増えてきており、そもそもヲタクとは趣味以外にお金を使うのを馬鹿らしいと考える人種ですからね。業界にすれば願ってもない客でしょう。
もっともその為には、まずは魅力的なアニメと魅力的な車を造ってもらう事が大前提ですね。


昔から、アニメと車は親和性があったのかも知れません。
『魔法騎士(マジックナイト)レイアース』『魔法少女リリカルなのは』では、キャラクターの名前は実車から命名されている。
タイアップしているでもないのに実在する車をばしばし登場させたのは、『ルパン三世』が最初でしょうか。
今では、特にヲタク向けアニメともなれば、リアリティ追求の一環なのか実車が当たり前みたいに登場しますね。京都アニメーションの作品群が有名ですが、あまり知られていないようですが『美少女戦士セーラームーン』が結構やっていました。

思い返せば、僕自身も、そんな風にして車が好きになったのかも分かりません。
幼少の頃はスーパーカーブームは終わっていたものの、東京の従兄から、いらなくなったからと言って大量のブロマイドをもらったり。
小学生の頃は『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー』、『マッドマックス』、『よろしくメカドック』、『シャコタン☆ブギ』、『西部警察PART-Ⅲ』、他様々な『ブリット』や『トランザム7000』や『バニシング・ポイント』などのハリウッドのカーアクション映画。
中学生の頃は『ナイトライダー』に『あぶない刑事(デカ)』に、F1ブーム、パリ・ダカールラリーブーム。
それら映像作品の中では、ドラマの中で主役に負けない存在感を放っていました。そこでは撮影用の大道具ではなく、一人の俳優としての扱いでした。
車が輝いていた時代です。


時代は変わっていく以上、夢よもう一度とは言いません。
そうやって消えていったジャンルや製品や文化は多いのだから、車だけが例外だと言い切れる根拠などどこにあるでしょう。
エコカー、走る四畳半、走る応接間、補助金、減税、自動制動装置…。便利な車こそ至高と持て囃され、わくわくする車は隅に追いやられ、今や絶滅危惧種。されどそれもやむなし。
ですが本来車とは、地球環境を破壊する敵ではないし、歩行者を轢き殺す殺人マシーンでもなければ、家計を圧迫する金食い虫の邪魔者でもない。むしろ人間にとって頼もしい友のはずなんですよね。
時代が変わるのを止めるつもりはなし、そもそもそんな力なんてないにせよ、車の本質に気付いてくれる人が少しでも増えてくれたら…。
現に最近では、スポコンブームやD1ブームで、車好きな10代を以前より見掛けるような気がします。


実写映画版『トランスフォーマー』以降はアメ車の売り上げが急激に伸びているそうですし、作品が魅力的で登場する車にもキャラクター付けがなされていれば、自ずと実車にも注目は集まるはず。
単に登場させたり関連付けたりするだけでなく、これを機に、各社より良い車造りをして欲しいものです。

今の車、とりわけ日本車は短期スパンで資金を回収する事には長けていますが、こうして種を蒔いて未来の客を育てるという長期スパンで考える事を忘れてしまっているようですからね。
かつて車が基幹産業だった時代には、車を取り巻く環境が自然のうちに整っており、だから何もせずとも車に夢を託してくれる人が育っていった。これからは、意識的にそういった環境を周りが作り上げていく必要性があるんでしょうね。
この活動がやがて実を結び、大人になった時に車に興味をもってくれる子が一人でも増えてくれたなら、素敵な事ですね。
Posted at 2012/06/13 12:38:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車談義
2012年06月11日
【画像あり】モナコのパトカー、かっこよすぎる件
(アルファルファモザイク、2012年6月9日)


Police KTM X-Bow R Ride : 2 Hot Laps Around Monaco !(YouTube、2012年5月30日)

これはこれは、凄い車ですね。
軽さを突き詰めた結果、外装は必要最小限で、ルーフはおろか、フロントスクリーンさえありません。
剥き出しのカーボン、カナードやGTウイングやディフューザーやフェアリング、フルバケットシート、四点式シートベルト、整流板の形をしたバックミラーの支柱。
こんな車があったんですね。しかもパトカーというのが更に凄い。
何だか、『トランスフォーマー スーパーリンク』のレッドアラートを思い出しました。
パトカー云々というのを抜きにしても、単純にライトウェイトスポーツカーとして魅力的。

KTM X-BOW(クロスボウ)ですか、覚えておきましょう。
【SIS】オートバイの「KTM」が作ったクルマ!「X-BOW(クロスボウ)」
 (autoblog、2010年5月31日)




プロフィールにも書いてある通り、僕はスポーツカー好き、クーペ好き、オープンカー好き、MT好きです。
重量級のマッスルカーも好きですが、どちらかと言えばライトウェイトスポーツ派。


純粋に速さだけを目指す場合は、重いほうが却って有利だったりします。
道路にカーブやアップダウンがあまりないか、あっても小さい規模で、ほとんど等加速度直線運動が中心なら、加速させられた車重それ自体が加速を更に助長する。スキーだって、体重の重い人のほうが速いという理屈ですからね。
加えて、或る程度の重さがあれば、車の姿勢は安定するし車内も静か。
日産 GT-R(DBA-R35)が標準グレードで1740kgというのは、本気になればもっと軽量化できるのに、あえて重くしてあるんだそうです。

対してライトウェイトスポーツの場合、直線道での最高速アタックよりも、ワインディングロードをきびきび駆け抜けるのに適した思想ですね。
そこでは軽さ自体が武器になるから、徹底的な軽量化が計られる。大馬力・大排気量でなくとも程々に素性の良いエンジンを積み、それに軽量化したボディが負けないような補強と足回りを奢られ、機敏な挙動と走行安定性を目指して重量配分といったパッケージングを煮詰める。
圧倒的な力に物を言わせて走るのではなく、機敏に、軽快に、しなやかに走り回る為の車です。エンジンスペックの上から下までくまなく使い、車外の風景や路面状況を肌で感じ、ドライバーの文字通り手足となって人馬一体を体現する。
スペックや快適性(左脳)よりも、運転の楽しさ(右脳)を求めたのが、ライトウェイトスポーツです。サーキットや峠を攻めなくとも、普通に街中を流しているだけで気持ち良い。

軽さを突き詰めれば突き詰めるほど、ルーフはおろか、エアコンやヒーターさえも重量物だとして省かれるので、雨の日や暑い日や寒い日はどうすれば良いのか……だったら雨の日は運転しなければ良いし、暑さ寒さは自分の服で調節すれば良い。
快適装備であるラジオもカーナビも、安全装置であるABSやトラクションコントロールもエアバッグもないが……エンジンサウンドが快適なBGMであり、道に迷えば地図があるし、安全装置がないのなら自らの運転技術を磨けば良いし、そもそも暴走運転をしなければ良い。
鉄の外版が重いのならアルミで、それも重いのならカーボンで、それも重いのならプラスチックで。事故が起きたら確実に死ぬけど、それを承知で乗る人じゃなければ運転する資格はないし、そんな人にだけ見えてくる世界がある。
ひたすら割り切った作りです。日常使用には絶対に不向きですが、その潔さに惹かれます。


ライトウェイトスポーツというと、ロータスが有名ですね。
古くはセヴン(スーパーセヴン)、最近ではエリーゼ、そして2-Eleven…。
特に近年のロータスは、トヨタからエンジン供給されているお陰で、品質は抜群。

だが日本も負けてはいない。
ユーノス ロードスター(NA)ABCC四兄弟は言わずもがな、更に上を行くライトウェイトスポーツが、ここ山形にあった。

それがこれ、ケン・オクヤマ・デザイン K.O7ですね。
日本にも、普通の乗用車型をしていない、セヴン的な究極のライトウェイトスポーツが生まれる日が来るなんて…。
コンセプトは、シンプル・イズ・ベストの究極であり、素材の持ち味を引き立てる、寿司。ボディ両端のむき出しのステンレス外板が描く、ノーズからテールへかけて流れる上端の弧は、日本刀をイメージ。マグネシウムホイールは家紋をイメージ。他にも、地元山形の生産工場や職人に頼み、万年筆・櫛・七宝焼き・漆塗り・米沢織りといった日本の伝統工芸の応用技術を随所に施す。
一見すると欧州風の車ですが、その実日本的な美意識に基づいて作られた車です。
リトラクタブルヘッドランプやスイングアップドアなど、スーパーカー的な記号も盛り込まれているが、それらはファッション性ではなく機能性から生まれた必然。




ライトウェイトスポーツは、元々はお金のないバックヤードビルダーの為に用意された安価なキットカーでしかなかったのが、それを逆手に取って見事に昇華してくれました。
そして初代ロードスターの世界的な大ヒットが、それまでスペック偏重主義だったスポーツカー界に革命をもたらした。
遂には、冒頭のニュースでは、世界の名立たるスーパーカーを向こうに回し、パトカーとして採用されるのですから。
今やスポーツカーにおける由緒正しい位置を占めています。
Posted at 2012/06/11 17:34:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車談義
2012年06月07日

1970 Dodge Challenger Exhaust Sound


1970 Dodge Charger R/T 440 MAGNUM 7.2l V8 375PS BIG BLOCK - SOUND VIDEO - CLASSIC CAR DESIGN


1970 ROADRUNNER 426 HEMI


Plymouth Duster mopar


1968 Ford Mustang Exhaust Sound, 302, V8, 5.0, GT, manual 4spd., soundcheck


'71 Chevrolet Camaro Z28 Exhaust

先日試乗したマスタングのエンジンは、5リットル・V8・DOHC・307馬力です。
日本ではちょっと考えられないですが、これが一般的且つ伝統的なサイズであり、しかもスモールブロックでしかないというのだから、アメ車とはつくづく桁外れです。
国土が広大で、街と街がとてつもなく離れていて、その街中でさえも広大なアメリカならではですね。
成程、1ナンバー車でさえもかの地ではコンパクトカー扱いされる所以です。

上記の動画では、HEMIエンジンを搭載した往年のアメリカンV8サウンドを中心に集めてみましたが……まるで田舎で雑に扱われてきたおんぼろ軽トラみたいな音ですw
点火不良?w マフラーが錆付いて穴が開いてる?w 今にも壊れそうで心配になってきますw
同じ大排気量エンジンでも、フェラーリやランボルギーニなぞは、それこそF1みたいな音なのに。



2011 Dodge Challenger SRT 392 Review


Dodge Magnum 5.7L HEMI Exhaust


Sights and Sounds: 2011 Ford Shelby GT500


2012 Camaro ZL1 Exhaust [HD]

こちらは今時の、新車のマッスルカー達の音です。
往時に比べると、近年のアメリカンV8は、随分静かになりましたね。
かと言って、牙を抜かれたという事はなく、一旦アクセルを踏み込めば迫力の重低音を撒き散らします。

低中速で走るのは街中でしょうから、周辺環境に配慮した、その表れなんでしょうね。
エンジン音や排気音が爆音を発するのは、気持ちが高まるので決して嫌いではないのですが、だからと言って住宅地や街中でそれをやられたら、近所迷惑以外の何物でもありませんからね。
その代わり、高速道路や山道・峠道やサーキットなどの、街中や住宅街から切り離された高速で走るであろう道路でなら、思い切り爆音を出せる仕組みになっていると。


大排気量エンジンは気筒数が多く、V8・V10・V12なんて当たり前の世界です。
それとて、アイドリング時や低中速走行時には、半分の気筒を休ませる機能が備わってきました。
常時全ての気筒が動きっぱなしでは余計なエネルギーが発生するわ、非効率的だわ、燃費悪化の原因だわ、大気汚染が激しいわですからね。
それが気筒休止機構なら、効率や燃費や環境に配慮しつつ、その上でいざという時に大排気量エンジンならではの味を堪能できる。
マッスルカーとエコカー、相反する思想の同居です。


昔からのマッスルカーファンには不満もあるでしょう。
現に本国では根強い人気であり、また重度のファンなればこそ、多少高額でも惜しみなく買ってくれる。メーカーにとっても或る意味上客でしょう。
でも、そういう層にだけ向けた「分かる奴だけ分かれば良い」みたいな考えでは、熱心なファンからの忠誠心と引き換えに、失うものも多いと思うんですよね。
環境保全への関心が高まっている昨今、暴力的なまでのパワーと燃費の悪さを売りにするマッスルカーなんて、もはや前時代の遺物でしかない。そんな車をいつまでも作り続けていれば、気が付いたら世界中から孤立していたなんて事態になりかねません。
ましてフェラーリやポルシェでさえもエコカー的な車を作る世の中です。

この構図は日本車にもそっくりそのまま当て嵌まりますね。
ここみんカラだけでも、やれスポーツカー待望論だの、やれMT原理主義だの、やれクーペ至上主義だのといった論調を目にしますし、確かに僕も大好きですが、彼らの言い分は正直薄っぺらい。
そんな一部の物好きの為だけに、メーカーは車作りをしているんじゃない。メーカーにすれば「お前らウチを潰す気か!?」と言いたくて仕方ないでしょう。


メーカーにしても、どんなにファンから大絶賛されていても、いつまでもそんな車作りが通用しない事くらい百も承知でしょう。
ましてファンの全員が全員、確実に買ってくれる保障がないのであれば、尚の事。
だからこそ、排気音を調整したり、エンジン音を調整したり、気筒休止機構を開発したり、燃料噴射の量とタイミングを効率化したりなど、各社これからの世の中にマッスルカーを存続させる方法を模索しているのではないでしょうか。
闇雲にジャパンバッシングを繰り返すばかりで自らの落ち度を頑として認めなかった1980~90年代当時に比べれば、彼らも随分大人になりました。

むしろアメリカや欧州のメーカーの素晴らしさは、普段は人口に膾炙するコンパクトカー・セダン・ステーションワゴン・クロスオーバーSUV・クリーンディーゼルエンジン搭載車で儲けておき、そのお金で一部のコアなファンしか喜ばないスポーツカーを供給する事で、バランスを計っている点ですね。
車が生活に密着したお国柄ならではです。


最近では日本メーカーも同様であり、何とかしてスポーツカーを存続させる方法を各社模索し、その成果がスポーツコンパクトカー・スポーツセダン・スポーティハイブリッドカーなどといった形となって実を結んできているように見えます。
Posted at 2012/06/07 10:16:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車談義
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「自己嫌悪」
何シテル?   06/20 10:58
ご覧頂き有難うございます。 同じ車種・同じ地域・同じ趣味の人と、交流や情報交換などできたらと思います。 ヲタクです。 昔はそれなりに「広く深く」だった...
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