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最終更新:2012年6月28日(木) 5時48分

広島の化学工場爆発、粉じん爆発か

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 27日夜、広島県大竹市の化学工場で作業員3人が重軽傷を負った爆発事故で、会社側は「合成樹脂の生産過程で粉末の材料を入れた際に粉じん爆発が起きたとみられる」と発表しました。

 27日午後8時40分ごろ、広島県大竹市の「大竹明新化学」の工場で爆発が起き、男性作業員3人が重軽傷を負いました。

 「大きな音だった。ドアがダダダッと鳴って」(近所の住民)

 会社側は記者会見で、「合成樹脂の生産過程で釜に粉末の材料を入れた際、立ち上がった粉じんに何らかの原因で火がつき、粉じん爆発が起きたとみられる」と発表しました。火元についてはわからないとしています。

 この爆発で工場プラントの屋根や壁が壊れました。有毒ガスの発生やまわりの住宅などへの被害はないということです。(28日05:40)

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