東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 群馬 > 6月15日の記事一覧 > 記事

ここから本文

【群馬】

国の基準値を下回る 震災がれき放射能測定 吾妻東部組合が初焼却

 東日本大震災で発生した岩手県宮古市の災害廃棄物の本格受け入れを開始した吾妻東部衛生施設組合(中之条町、東吾妻町、高山村)は、中之条町の吾妻東部衛生センターで焼却した一回目のがれきの放射性物質濃度の測定結果をまとめ、十四日、同組合のホームページで公表した。

 公表されたのは、八日に初めて搬入した後、十一日に焼却し、十二日に採取した焼却灰の放射性セシウム濃度。

 一号炉が一キログラム当たり六六八ベクレル、二号炉が同七二六ベクレル、ばいじん(飛灰)は同四〇五八ベクレルで、いずれも国の埋め立て基準値同八〇〇〇ベクレルを下回った。

 測定は中之条町の簡易測定器を使って行われた。毎週一回、測定結果が公表される。 (山岸隆)

 

この記事を印刷する

PR情報





おすすめサイト

ads by adingo