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県政ニュース

埼玉県立近代美術館 今年の夏のおすすめイベントを紹介します

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年6月27日更新
部局名: 教育局
課所名: 近代美術館
担当名: 広報担当
担当者名: 植村
内線電話番号:
直通電話番号: 048-824-0110
Email: p240111@pref.saitama.lg.jp

 開館30周年を迎える埼玉県立近代美術館では、夏休み期間を中心に、今年もたくさんの事業を開催します。中でもおすすめは、次の4つの催しです。

1. 企画展「ウルトラマン・アート! 時代と創造―ウルトラマン&ウルトラセブン」

 日本を代表するエポックメイキングな特撮映像である『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』の世界をアートの観点から検証する展覧会です(7月7日(土)~9月2日(日))。

2. 新寄託作品ウジェーヌ・ブーダン《ノルマンディーの風景》(丸沼芸術の森蔵)の初公開

   MOMASコレクション第2期で展示します(7月14日(土)~10月14日(日))。

3. 「みんなで選ぶMOMASコレクション ベスト10」(収蔵品の人気投票)

   誰でも参加できる収蔵作品の人気投票です(7月14日(土)~8月31日(金))。

4. 「70年代 家族との思い出」の写真、大募集!

 時代の空気が写り込んだ家族の写真をご応募ください(8月31日まで)。開館30周年記念展「日本の70年代」展の会期中、みなさんの写真を一堂に展示して1970年代を振り返ります(9月15日(土)~11月11日(日))。

 みなさん是非、見て、参加して、おおいに楽しんでください! 

 

1.企画展「ウルトラマン・アート! 時代と創造―ウルトラマン&ウルトラセブン」

 1966年(昭和41年)に放映が開始された『ウルトラマン』と翌年放映開始の『ウルトラセブン』は、次々と登場するユニークな造形の怪獣や宇宙人と闘う巨大なヒーローという設定によって、子どもたちをテレビの前にくぎ付けにしました。本展では、怪獣やヒーローのデザイン画や立体の造形物、番組製作当時の写真に、現代アート作品や精巧なフィギュアなどを織り混ぜて、現代日本における重要なサブカルチャーとなった『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』の世界の魅力に迫ります。初回放映当時にご覧になっていた方、後年の再放映やDVDなどを通じてファンになった方、親子連れの方など、夏休みに家族で楽しむことができる展覧会です。

 

 (1)見どころ

   ア デザイン画、立体造形、記録写真などから伝わってくる当時の熱気

     『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』では、『ウルトラQ』に続き、ユニークな

    造形の怪獣や宇宙人が毎回登場し、当時大変な人気を博しました。本展では、スーツ

    アクターによって演じられたウルトラマン、ウルトラセブン、怪獣、宇宙人のデザイ

    ン画や図面などを多数展示します。また劇中に登場する戦闘機などの撮影用のミニチ

    ュア、登場人物のユニフォーム、撮影時のシナリオ、貴重なドキュメント写真や名シ

    ーンのスチール写真、後年再制作された立体物なども展示され、番組製作当時の熱気

    を感じることができます。

 

   イ 現代日本の重要なサブカルチャーを、アートの視点から再評価

     『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』は、1980年代前後から新たな文化的位置を

    獲得し始め、番組を見て育った世代によってアートの視点から再評価が進んでいきま

    す。彫刻家・成田亨や画家・高山良策らによって生みだされたヒーローや怪獣のデザ

    インや造形の仕事があらためて注目される一方、精巧な怪獣フィギュアが制作された

    り、特撮にインスパイアされた現代アート作品が生みだされたりしています。昭和40

    年代から今日にいたる私たちの視覚文化のなかで大きな位置を占めるようになり、現

    代日本におけるひとつの重要なサブカルチャーとなった『ウルトラマン』と『ウルト

    ラセブン』の世界を、美術館での展示を通じてアートの視点から改めて検証します。

   ウ ウルトラマン、ウルトラセブン、怪獣と記念撮影

     展示室では、展示されているウルトラマン、ウルトラセブン、怪獣と一緒に記念撮

    影をすることができます。また関連イベントとして、ウルトラマンとの撮影会と握手

    会などを予定しています(詳細は下記を参照してください)。

 

(2)関連イベント

  ア スペシャル・トーク&サイン会

   ・日 時  7月8日(日)14:00~15:30

   ・場 所  当館講堂

   ・内 容  『ウルトラマン』でフジ・アキコ隊員を演じた桜井浩子さんに、当時の

         エピソードなどをお話しいただきます。

         ゲスト:桜井浩子(女優)

   ・定 員  100名(当日先着順)

   ・費 用  無料

   ・その他  サイン会は、図録・著書の購入者が対象です。

          サイン会後に、桜井浩子さんが展覧会の内容についてのプレス取材を受け付けます。

 

  イ アート・ディレクターズ・トーク

   ・日 時  8月5日(日)14:00~15:30

   ・場 所  当館講堂

   ・内 容  『ウルトラマン』では美術助手、『ウルトラセブン』ではデザイナーと

         して活躍した池谷仙克さんと、『ウルトラマンメビウス』美術監督で『ウ

         ルトラマンサーガ』特技監督の三池敏夫さんによる対談です。ウルトラ

         マンや怪獣のデザイン、特撮の現場などについてトークを行います。

         ゲスト:池谷仙克(映画美術監督)、三池敏夫(映画美術監督)

   ・定 員  100名(当日先着順)

   ・費 用  無料

  ウ ようこそウルトラマン!写真撮影&握手会

   ・日 時  8月19日(日)11:00、14:00の2回

   ・場 所  当館講堂

   ・内 容  ウルトラマンと写真撮影や握手ができます。

   ・定 員  各回50組(当日10:00より1階総合受付で整理券を配布。1組5

         名まで)

   ・費 用  無料

 

  エ 担当学芸員によるギャラリー・トーク

   ・日 時  7月14日(土)、8月19日(日)15:00から30分程度

   ・場 所  企画展示室

   ・内 容  展覧会の見どころについて解説いたします。

   ・定 員  なし

   ・費 用  企画展観覧料が必要です。

 

(3)展覧会情報

   会   期:平成24年7月7日(土)~9月2日(日)

   休 館 日 :月曜日(ただし7月16日は開館)

   開館時間:10時~17時30分(入場は閉館の30分前まで)

   会   場:埼玉県立近代美術館 企画展示室

   出品点数:約400点

   観  覧  料:一般1100円(880円)、大高生880円(710円)

         ( )は団体20名以上の料金。中学生以下、65歳以上、障害者手帳を

          お持ちの方(付添1名を含む)は無料。当日のみ再入場ができます。

          あわせてMOMASコレクション(常設展示室)もご覧いただけます。

   観覧券の前売り:全国のセブンイレブンにて一般880円、大高生710円で販売中。

              7月7日午前0時より通常料金での販売となります。

                       ■セブンコード:018-060  ■公演名:ウルトラマン・アート!

   主   催:埼玉県立近代美術館

   特別協力:円谷プロダクション

   展示協力:西村祐次(M1号)

   企画協力:北海道立旭川美術館、北海道新聞社、キュレイターズ

   協   力:青森県立美術館、JR東日本大宮支社、FMNACK5  

   問い合わせ:埼玉県立近代美術館 常設展・収蔵品担当 渋谷(直通048-824-0110)

2. 新寄託作品ウジェーヌ・ブーダン《ノルマンディーの風景》(丸沼芸術の森蔵)の初公開

(1)見どころ

 ウジェーヌ・ブーダンが描いた《ノルマンディーの風景》(制作年:1854-1857年、油彩・板、寸法: 34.5×57.5 cm)は、ブーダンが印象派の画家モネと出会った頃に描かれた作品ですが、すでに同じく丸沼芸術の森より当館に寄託されているモネの作品《ルエルの眺め》とよく似ています。この2作品が、二人の画家が同じ場所で肩を並べて描いたものかどうかは定かでありません。しかし、ふたつを並べてみると、まさにブーダンがモネに外光を描き出す方法を手ほどきしている光景が思い浮かぶかのようです。今回の公開では、この2点に併せて当館所蔵のモネの作品《ジヴェルニーの積みわら、夕日》も展示し、印象主義の萌芽の瞬間を垣間見ることができるような貴重な機会を提供します。

 

(2)展覧会情報

   公開期間:平成24年7月14日(土)~10月14日(日)

   休 館 日 :月曜日(ただし7月16日、9月17日、10月8日は開館)

   開館時間:10時~17時30分(入場は閉館の30分前まで)

   その他の展示作品:「MOMASコレクション第2期」として、開館30周年記念特

                別展示1「西洋の近代美術」・「埼玉の美術家たち」を開催します。

   会   場:埼玉県立近代美術館 常設展示室

   観  覧  料:一般200円(160円)、大高生100円(60円)

         ( )は団体20名以上の料金。中学生以下、65歳以上、障害者手帳を

          お持ちの方(付添1名を含む)は無料。当日のみ再入場ができます。

   主   催:埼玉県立近代美術館

   協   力:JR東日本大宮支社

   問い合わせ:埼玉県立近代美術館 常設展・収蔵品担当 中村(直通048-824-0110)

 

3.「みんなで選ぶMOMASコレクション ベスト10」(収蔵品の人気投票)

 現在3000点を越える美術館収蔵品のなかから、選りすぐりの作品100点あまりをピックアップし、作品の写真パネルを設置します。おひとり5枚のシールを配布しますので、好きな作品の写真のまわりにシールを貼ってください。

 

(1)投票の方法

   実施期間:平成24年7月14日(土)~8月31日(日)

   投票の仕方:総合受付または夏休みMOMASステーションで5枚のシールをもらい、

           好きな作品の写真のまわりに貼ってください。シールの配分は自由で、

           1点に5枚投票しても、5点の作品に1枚ずつ投票してもかまいません。

   休 館 日:月曜日(ただし7月16日は開館)

   開館時間:10時~17時30分

   会   場:埼玉県立近代美術館 1階吹き抜け付近

   費   用:無料

(2)結果発表

 MOMASコレクション第3期〔10月20日(土)~2013年1月20日(日)〕の開館30周年記念特別展示2「コレクション名作選」・「コレクターの眼」において、順位の高い作品を公開します。

(3)関連イベント

 MOMASコレクション第3期会期中〔上記〕に、投票順位の高い作品をテーマにしたイベントを開催予定です。詳細は後日ホームページでお知らせします。

  ※問い合わせ:埼玉県立近代美術館 常設展・収蔵品担当 渋谷(直通048-824-0110)

 

4.「70年代 家族との思い出」の写真、大募集!

 開館30周年記念展「日本の70年代 1968-1982」の関連事業。時代の空気が写り込んだ大切な家族の写真をご応募いただき、みなさんの写真を一堂に展示して1970年代を振り返ります。

 

(1)募集期間

   平成24年8月31日(日)まで

(2)応募方法

   チラシもしくは当館のHPからダウンロードした応募票に必要事項を記入し、写真に貼付のうえ、

  封書にて当館へお送りください。おひとり5点まで応募可です。

(3)応募の宛先

   埼玉県立近代美術館「70年代 家族との思い出」係

   〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1 

(4)募集した写真の発表

   開館30周年記念展「日本の70年代」展の会期中〔9月15日(土)~11月11日(日)〕に、

  企画展示室出口付近に展示予定です。

(5)事業の詳細

   応募規約などの詳細、応募票のダウンロードについては、以下のホームページを参照してください。

  → http://www.momas.jp/1.htm

 

  ※問い合わせ:埼玉県立近代美術館 教育・広報担当 山水(直通048-824-0110)

 

 

埼玉県立近代美術館の基本情報

 所在地 〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1 電話048-824-0111

 JR京浜東北線北浦和駅西口から徒歩3分、北浦和公園内(東京方面からは大宮行きをご利用ください)。

 当館に専用駐車場はありませんが、近くの市営駐車場(有料)やコインパーキング等をご利用いただけます。団体バスは事前にご相談ください。また、お体の不自由な方のご来館には、業務用駐車場を提供いたします。ただし台数に限りがありますので予めご了承ください。

 

●近代美術館ホームページ http://www.momas.jp/