一般サポーターへの募金の呼びかけは今年4月に始め、来年3月までだが、2カ月半経過した現在、全体の約2%の約4600万円。このペースでは目標額に到達しない可能性が高いため、同団体は急遽(きゅうきょ)、公式ホームページでアンケートを実施し、募金活動の認知度などを調査した。
アンケートは、すでに約2千件の回答が寄せられ、「寄付をしようと思いますか」との問いに「寄付はしないと思う」と答えたのは約6%しかなかった。
その一方で、「ガンバ大阪の成績がよくなってから寄付しようと思う」との回答が約34%にのぼり、募金活動の認知度だけでなく、J1で下位に低迷しているチームの不振も影響していることが浮き彫りになったという。
目標額達成には、チームの勝利が大きく貢献するとみられるが、同団体代表理事の金森喜久男・ガンバ大阪社長は「これからしっかりと(新スタジアム構想の)趣旨を説明し、理解してもらいたい。夏のボーナス時期に期待したい」と話している。