(2012年6月27日 16:11)
九州電力の株主総会が27日、福岡市内で開かれ、「原子力発電の終了」や「発電と送電の分離を検討する委員会の設置」などを求めた8つの株主提案は全て否決されました。
冒頭、九電の瓜生社長は、玄海原発に絡む「やらせメール問題」やこの夏の節電について触れ、陳謝しました。
株主からは、原発について廃止を求める声や、安全性への疑問の声が出されました。
それに対し瓜生社長は「安全性を前提として原発の重要性は変わらない」と原発再稼働に理解を求めました。
27日の総会には約1000人の株主が出席。
「原子力発電の終了」や「発送電分離を検討する委員会の設置g」など、8つの株主提案については全て否決され、過去最長の4時間で閉会しました。
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