【福岡】九州電力が株主総会で節電をお願い

06/28 00:15 更新

管内全ての原発が停止している九州電力の株主総会が27日開かれ、瓜生社長が、改めてこの夏の節電要請に理解を求めました。総会の冒頭で瓜生社長は去年発覚した「やらせメール問題」で会社の信頼を大きく失墜させたと、謝罪しました。そのあと、この夏の「10%節電」について、改めて理解を求めました。九州電力の株主総会は、過去二番目に多い1075人の株主が参加。株主からは脱原発を求める意見のほか、赤字で配当が減額になったことを受けて、役員報酬のカットを求める声もあがり、総会は過去最長の4時間に及びました。一部株主から出された原発再稼働の見送りや、料金の値上げ手続きを透明化するための委員会の設置など、8つの提案は、反対多数で否決されています。