06/27 12:02 更新
管内全ての原発が停止している九州電力の株主総会が27日開かれ、瓜生社長が冒頭、改めてこの夏の節電要請に理解を求めました。瓜生道明社長は、「当社では全ての原子力発電所が停止し、極めて厳しい需給状況が続いており、ご迷惑をおかけしている。節電に協力をお願いする」と話しました。総会で瓜生社長は冒頭、去年発覚したやらせメール問題で会社の信頼を大きく失墜したとして謝罪したあと、この夏の「10%節電」について、改めて理解を求めました。九州電力の株主総会は、午前10時から始まり、午前11時の時点で1063人の株主が参加しています。脱原発を求める個人株主の会からは、原発再稼働の見送りや、料金の値上げ手続きを透明化するための委員会の設置など、8つの提案がされていますまた、会場の外では、市民グループなどが、横断幕を掲げ、株主に脱原発を訴えています。