NHK福岡のニュース 福岡放送局
計画停電に備え手信号の訓練
この夏、計画停電が行われた場合、信号機が使えなくなることから、警察官が交差点に立って交通整理をする手信号の方法を確認する訓練が福岡市で行われました。
訓練は、福岡県警察本部が福岡市東区の運転訓練場で行ったもので、県内38の警察署の交通課などから、約100人の警察官が集まりました。
はじめに全体で手信号の動作とその意味を確認した後、実際に、交差点で車を走らせて、手信号や笛の使い方を訓練しました。
手信号は、ドライバーの目を見て、意思疎通を図ることがポイントだということで、警察官たちは、運転席に顔を向けながら丁寧に動作を繰り返していました。
また、27日は、計画停電が予告された地域の交通量が多い交差点の信号機に、停電中も点灯するように発電機を取り付ける手順も確認しました。
警察によりますと、計画停電で信号機が消えても警察官を配置出来ない交差点も出るということで、警察は、信号機が消えている場合は、交差点の手前で必ず一時停止をして、安全を確認してから速度を落として通行するように呼びかけています。
県警察本部交通企画課の尾山一博統括管理官は「事故や混乱が起きないよう、準備を徹底していきたい。ドライバーは手信号をする警察官をよくみて指示に従ってほしい」と話していました。
06月27日 19時08分
福岡のニュース
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