野田総理がTPPをビートルズに喩えてから数日が経つが、依然として、比喩の意味は不明のままだ。
民主党政権では、喩えですら、喩えの役割を果たしていないということの、体現だったのかもしれない。
せめて野田総理が、日本をジョン・レノンの方に喩えていたなら、「TPPで何が起こるか、イマジンできないのか」と突っ込むこともできたのだが。
漁師が亡くなった事件は、解釈によっては殺人ともとれるためか、地方での報道も片っ端から削除され、NHKの国会中継終了間際にかろうじて音声に乗った片山さつき議員の重要な質問は、公共放送の電波に乗りながらも、日本国民に知らされることはなかった。
売国奴たちは毎日せっせと、同胞の息の根を止めるために、日本を日本でなくするために、このような行為を繰り返している。
彼らは、目の前の見せ金とハニートラップに釣られ、天下を取った気で浮かれているが、本当に日本が中国と一つにされたら、本当に日本が韓国の統治下に置かれたら、用済みになった彼らが真っ先に処分されるのを想像できないのだろうか。
祖国を裏切る以外にも選べる方法があり、自身が安全な場所にいるにも関わらず、目の前の私利私欲と損得に左右され、裏切り行為で身過ぎ世過ぎする輩には、目的を達した後に利用価値はない。そういう輩を最初に処分しておかなくては、今度はいつ自分たちが裏切られるか知れないのだ。中国にも韓国にも、そういう知恵がある。
そもそも、ちょっと恫喝すれば言うなりになる相手に、便宜を図ってやり、褒美をくれてやる馬鹿はいない。
イマジン。想像してみよう。
もしも、そう、今年の10月あたりに、アジアの均衡が急激に変化したとしたら。
売国企業はどうやって体裁を保ち、売国議員はどこにどうやって身を隠すつもりだろう。中国なり韓国なりに逃げ込むつもりだろうか。先に述べた程度の、先を見通す想像力もないのだから、売国議員も売国企業も、末路は惨めだ。ほとぼりが冷めた、禊ぎは済んだ、と口をぬぐって帰れる祖国も、彼らにはない。
10月、中国の最高指導者が入れ替わる。
政策方針がどのようなもので、それがどのように実行に移されるのか、想像してみよう。
例えば、ウイグル人は満州人のように根絶やしにされるのか。例えば、チベット人への締めつけはどのように酷くなるのだろうか。温厚路線をアピールするとしたら、ダライ・ラマ14世との会談は実現するのか。
日本が沖縄トラフでレアメタルを採取したことで、以前にも増して、中国が本気で沖縄を取ろうとしてくるのは必至だろう。軍備を以て日本の反応を確かめようとするだろうか。
近頃、中国政府には、中国国内に金を蓄積しようという意図が見られる。
金といえば有事である。中国政府は本能的に、近い将来の有事を感じ取っているのか、それとも有事の腹づもりがあるのだろうか。いずれにしても、準備のできているところに、出来事は起こる。
チベットは国としての土地は追われたが、亡命政府として国の機能を保ってきた。ダライ・ラマ14世は、既に政治的立場から身を引いており、中国政府の意図以外に、ダライ・ラマ14世のチベット帰還を阻むものはない。準備のできているところに、出来事は起こるものなのだ。
中国政府は、最近立て続けに起こっているチベット人の抗議の焼身自殺が、ダライ・ラマ14世の洗脳によるものだと言って、チベット人たちの結束を分断しようとし、一方で、抗議の声を上げてチベット人の安全が脅かされるよりは、現状維持の方が無難だと考える中国本土のチベット人も多いのかもしれない。しかし、文化も血も、このまま中国による民族浄化を諾とするか否かの選択は迫られる。
北京オリンピックの際に、チベット蜂起でチャンスを与えられていながら、世界は中国を変えることができなかった。
中国の内外で、世界の人々がもう一度、中国政府に対して声を上げるチャンスがあるとしたら、この10月をおいてほかにはない。
その時、日本人はどうするだろうか。
沖縄に中国軍の戦車が上陸するのを見てから、やっと思考し始めるのかもしれない。その時になってやっと、今まで多くの日本人が意識を向けてこなかった対馬の現状や、水源地の山林買収、中国人や韓国人の振る舞い、犯罪件数やその内容に、あらためて目を向けることになるのだろうか。
これらは皆、日本人が、まっとうに向き合ってNOと言うのを面倒臭がってその場しのぎに、あるいは、自分が平和的で友好的ないい人になるために、ごねられるまま恫喝されるまま、日本の中に引き込み、入り込まれてしまったものの結果なのだ。
それに気づいた時、やっと日本人は目を覚ますのかもしれない。
韓流ごり押しの不快感から、フジテレビデモ、花王デモが現在でも続いていることを、思い出してみよう。
日本において、一般の生活者によるこのような内容のデモは異色だったにも関わらず、これをまっとうに報道しなかったマスコミに、歯噛みをした人は多かったはずだ。しかし、塞翁が馬である。もし、マスコミがこの問題をまっとうに取り上げていたなら、日本人の中に鬱積しているものの危険性が表に知れ渡り、売国奴をさらに狡猾にさせてしまうところであった。
早い話が、日本人もそのうちキレるのだ。
今の日本人は、ある一つの共通の正義においてキレる。
政治思想を言う以前に、右でもなく左でもなく、国防に賛成でも反対でも、そういうことを言う以前に、中国と韓国のやっていることは、それは人として正しいのかという正義感で、一枚岩となる。このような理由で人の意識がまとまった時、この一枚岩を突き崩せる武器はない。
第一、韓国も、国民総出の反日感情で日本ばかりに意識を向けていると、ウルルン島に日本の議員が入るの入らないのの騒動の時のように、背後がすっかり留守になり、あの時は北朝鮮からの砲撃程度で済んだが、本当に半島有事が起こりかねない。その結果、どうにか有事が収まったところで、北というお荷物を抱えるのに精一杯で、今後の経済発展どころか、日本を妬ましがる暇もなくなることだろう。
その間に、日本は、中華民国台湾をはじめとする、これまで日本の政治家がアジアと口にしながらその中に入れてこなかった国々と、じっくり友好関係を深めればいい。
本日ツイッター上では、22時から、台湾に感謝を伝えるハッシュタグでツイートが活発に行われている。
その様子を、ぜひご覧いただきたい。できれば、思いだけでも参加していただきたい。
そして、共に想像しよう。人はこうして、世界を変えていかれるのだと。
2012年03月27日
売国議員と売国企業が想像していないであろう可能性について
posted by 金の龍星新社 at 23:47| 生活
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