這いよれ! ニャル子さん第8話「ニャル子のドキドキハイスクール」 (2012/5/28放映)
- 原作及びドラマCDと被りの無い、アニメのみのネタを対象とします。
- 時間はニコニコ動画での公式配信を参考にしていますので、環境によってずれます。
タイトル
- 任天堂とスクウェアが開発・発売したFCD「中山美穂のトキメキハイスクール」。
ストラップ(0:44付近)
- 星形をした物はエルダーサイン(旧神の印)
- 邪神配下の雑魚モンスター(ディープワン等)ならば退ける力を持つ。
ゲームパッケージ(0:55付近)
- タイトルやデザインは『ロマンシングサ・ガ3』。発売元のスティギアソフトはスクウェア。
- 原作4巻にはスティギア・サセックスというソフトメーカー名が出ているので関連アリ?
- アニメ版『僕は友達が少ない』にも、同じ「佐賀」ネタが登場する。「佐賀」のフォントは赤い。
- しかもゲームの中に入り込む系ネタという点まで共通している(あちらはあくまで体感ゲームだが)。
ダンボールの中のもの(1:12付近)
- 後述のワンダーツァンクリスタル以外にもベイブレード、たまごっち、ハイパーヨーヨー、ミニ四駆等が入っている。
- すべて90年代後半から00年代初頭にかけて主に小中学生の間で流行したホビーである。
- ミニ四駆は二次ブーム時(1996年~1998年頃)に登場したビートマグナムとみられる。
- マグナム系としてはセイバー、ビクトリー、\サイクロン!/に続く4代目に当たる。
- なお、ビートマグナムが登場した「爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP(シリーズ第二期)」は1997年に本作の制作も行なっているXEBECが制作し、テレビ東京系列で放送されていた。
「ワンダーツァンクリスタル」(1:20付近)
- バンダイが2002年に発売した携帯ゲーム機「スワンクリスタル」のパロディ。
- ちなみにこの製品、「ワンダースワン」「ワンダースワンカラー」の後継機であることからよく間違われるが
「スワンクリスタル」が正式名称であり「ワンダー」は付かない。 - クトゥルフ神話関係でツァンというと、エーリッヒ・ツァンやツァン台地か?
- 三千年後に東洋で、人ならざる者を君主として栄えている帝国ツァン=チャンというのも。
- ちなみにこの製品、「ワンダースワン」「ワンダースワンカラー」の後継機であることからよく間違われるが
「ガンペイやりたい・・・」(1:22付近)
- ゲームボーイの生みの親である故・横井軍平氏が任天堂独立後に監修した、ワンダースワンのローンチタイトル「GUNPEY(グンペイ)」。
- 惜しくもこの作品が横井氏の遺作となった。
「最優先事項よ」(3:35付近)
- 『おねがい☆ティーチャー』より、みずほ先生の口癖。原作でも見覚えがある気がする。
- ドラマCD版の中の人ネタの可能性もある。
「次期女王にも龍神の神子にもなれないよぉ!」(4:16付近)
- 『アンジェリーク』および『遙かなる時空の中で』より。どちらも主人公の女の子が置かれる立場。
- なぜかここで乙女ゲーネタ。
「タイが曲がっていてよ」(4:40付近)
「アザトース様が、見ていらっしゃるわよ」(4:48付近)
- 『マリア様がみてる』より。クー子の制服のデザインもリリアン女学園の制服に似ている。
- アザトースはニャルラトホテプより上位の存在で、(咋にはしてないものの)課長=ニャル子たちの上司でもある。
- ところでアザトースは「盲目にして白痴の神」なのだが……「見て」いらっしゃるの?
「間に合わないと諦めたら、そこで試合終了だぞ」(5:04付近)
- 『スラムダンク』より、安西先生が三井寿にかけた名言「あきらめたらそこで試合終了だよ」。
- だが着ているユニフォームは桜木花道の背番号。
「やあ、俺は余市健彦。女の子の情報なら~」(5:20付近)
- ゲーム『ときめきメモリアル』より、主人公の親友、早乙女好雄のセリフ。
- 女の子の好感度を教えてくれる良いヤツ。
- 「はがない」からといって、彼の好感度を上げるプレイは「はまち」・・・多分。
- 女の子の好感度を教えてくれる良いヤツ。
女の子達の好感度(5:46付近)
- 進撃ラブハート
- 『マクロス7』の挿入歌「突撃ラブハート」から。
- 『進撃の巨人』とかかっているのかも。
- 『マクロス7』の挿入歌「突撃ラブハート」から。
- まっしぐらに堕ちてデザイヤ
- 中森明菜「DESIRE」の歌詞の一部。
- まっさかさまに堕ちてDESIRE
- 中森明菜「DESIRE」の歌詞の一部。
- 一万年と二千年前から合体したい
- 『創聖のアクエリオン』のあまりにも有名なオープニングテーマの歌詞+キャッチフレーズ「あなたと合体したい」より。
- ここ以外でもよく使われているフレーズ。
- 『創聖のアクエリオン』のあまりにも有名なオープニングテーマの歌詞+キャッチフレーズ「あなたと合体したい」より。
- マジで恋する555秒前
- 広末涼子の1作目のシングル『MajiでKoiする5秒前』
- 555は『仮面ライダー555』か。
- 広末涼子の1作目のシングル『MajiでKoiする5秒前』
「私はニャル子とのエンドレスエイトを……」(8:00付近)
- 『涼宮ハルヒシリーズ』のエピソード。無限ループにより終わらない8月から脱出を試みるお話。
- アニメではループ現象を表現して8週にわたりほぼ同じエピソードを繰り返すという挑戦的な試みで賛否両論を呼びまくった。
- なお、この回も「8」話である。
- 壮大すぎる前振りとも言う。
「エンディングが……見えた!」(8:15付近)
- 『神のみぞ知るセカイ』の主人公、桂木桂馬の決め台詞とポーズ。
- 同作はギャルゲーに没頭する「落とし神」桂馬が訳あってリアルの女子を攻略していくという、今回の展開を意識したネタ。
- 確かに邪神のみしかいない。
- ちなみにニャル子を演じる阿澄佳奈も、攻略ヒロインの一人に声を充てていたりする。
「スーパーニャル子ちゃんタイムの始まりですよー!」(8:51付近)
- 言うまでもないが本作のスピンオフ漫画『這いよれ! スーパーニャル子ちゃんタイム』。
- さらに言うまでもないが、その元は仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズが
連続して放映される時間帯を指す「スーパーヒーロータイム」の派生語、「スーパー◯◯タイム」。
「英語で言うとクイックスタート」
1の目に「生きろ」「負けるな」の文字が彫られているダイス (8:55付近)
- 1が出た時励ましてくれるダイス。TRPGの専門雑誌「ゲーマーズ・フィールド」に連載中の漫画「QuickStart!!」と、それに登場した品物。
- ダイス目がとにかく恵まれない烏山サチに、低い目を出しても元気づけられるように、と渡された。
「ファイナルフュージョンしよう」(10:05付近)
- 『勇者王ガオガイガー』より。ガイガー、ライナーガオー、ドリルガオー、ステルスガオーと合体しガオガイガーとなること。
- ちなみにファイナルの成功率は限りなくゼロに近い…が、そんなものは単なる目安だ!あとは勇気で補えばいいッ!!!
「あなたを殺してニャル子の出方を見る」(10:56付近)
- 上述と同じく『涼宮ハルヒシリーズ』の登場人物、朝倉涼子の台詞「あなたを殺して涼宮ハルヒの出方を見る」より。
- ここの一連の場面そのものが同作のパロディであり、クー子の服装もハルヒシリーズの制服に非常に酷似したものとなっている。
- 手に持ってる刀は原作でも登場したバルザイのテキオー刀。
邪神knows(11:18付近)
- アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』12話(本放送時)「ライブアライブ」の劇中歌「God knows...」より。
- ここでニャル子が言う「超絶作画の名シーン」とは、元ネタのライブシーンのことを指している。
- サブカルに詳しいニャル子が熱弁するほどの超絶作画なので、興味があったら観ておくといい。
- このときのニャル子の格好もライブシーンのハルヒそのもの。ただしカチューシャの色は違う。
- 邪神→神→Godの連想だと思われる。
- ちなみに作詞はこのアニメのOPの作詞も務めた畑亜貴氏。とても同じ人が作詞を務めたのかと疑うほどに曲調のギャップが激しい。
- 桃井はるこや遠藤正明がカバーしたバージョンがある。
- それで、諸々含めたネタカヴァーアルバムは何時ですか?
- また、このシーンで歌おうとした曲は(イントロや「誰にも…」という歌い出しから察するに)ニャル子がハマっているアニメのOP「黒鋼のストライバー」だったりする。
アイキャッチ(11:47付近)
- 『ときめきメモリアル』のエンディング。伝説の木の下のシルエットに酷似
ファミリーレストラン「Derleth」(11:52付近)
- オーガスト・ウィリアム・ダーレス氏+ファミリーレストラン「Denny's」。
- 建物の外観は『WORKING!!』の主な舞台となるファミレス、ワグナリアにそっくり。
- ニャル子の髪型は『WORKING!!』の登場人物、種島ぽぷらを意識したもの。制服は「アンナミラーズ」のものによく似ている。
- ポニーテールだけでなく、アホ毛もいつものアホ毛とぽぷら風アホ毛の2本編成。
「下手に店長と絡むと、日本刀を持った美人店員さんにバッサリいかれますよ」(12:11付近)
- 『WORKING!!』の登場人物、轟八千代のこと。
- 中の人(アニメ版)はこの台詞を言われた真尋と同じ。
呼び鈴を連打(12:27付近)
- 『WORKING!!』(アニメ第1期)10話より。山田葵が同様の行動を取るシーンがある。
「ちっちゃくないよ?」「あれ? なんか台詞を横取りされた感が……」(13:01付近)
- 種島ぽぷらの代表的台詞。原作でもやった中の人ネタ。
- しかし、横取りしたクー子はどこを取ってもちっちゃいとしか……
- ちなみに第8話の脚本を書いた兵頭一歩は『WORKING!!』の脚本も書いている。
「新感覚癒し系お母さんが~」(13:13付近)
- 氷川へきる『ぱにぽに』からのスピンオフ作品『新感覚癒し系魔法少女ベホイミちゃん』。
- お母さんの髪留めが『カードキャプターさくら』のケロちゃん(色違い)である。中の人ネタ。
体育祭・騎馬戦(14:05付近)
- カプコンのアクションゲーム『戦国BASARA』シリーズより。
- ニャル子の六爪流は「奥州筆頭」伊達政宗、クー子の二本十字槍は「天覇絶槍」真田幸村のもの。ちなみに幸村とクー子は炎属性つながり。
- お館様こと「戦神覇王」武田信玄の大軍配斧を持たされているのは…真尋である。そんな超重武器で大丈夫……なわけがない!
「ロマンスの邪神様が」(14:23付近)
- 広瀬香美の『ロマンスの神様』。スキー場の定番曲。
「ハンドメイドハス太だよ」(14:50付近)
- 『HAND MAID メイ』より。
- ハス太の中の人も、サイバドール・レナ役で登場している。
- これまでの邪神ネタ展開から邪神モッコスを連想させる。
「キャストオフは自己責任でね」(14:53付近)
- フィギュアの着ている服が取り外せる機能を指すフィギュア用語「キャストオフ」。
- 今でこそデフォで服が外れる仕様が増えたが、かつては魔改造で脱ぎ脱ぎしていた。もちろん自己責任でね。
- 語源は「仮面ライダーカブト」のマスクドフォームの装甲をパージしてライダーフォームに移行するシステム「キャストオフ」から。ちょうどカブト放映中に服脱がしフィギュアが流行り始めたのが由来とされている。
婚姻届(15:50付近)
- ニャル子の生年月日として記入してある「2009・4・15」は、原作1巻の発売日。
- 本籍「ウィスコンシン州 ン・ガイの森」は『闇に棲みつくもの』に登場するニャルラトホテプの居留地。
原作1巻では、ニャル子が滞在するはずだったが当時密輸組織のメンバーだったクー子に焼かれている。 - 本籍の番地「1920・11」は、ラブクラフトが同人誌で『ナイアルラトホテップ』を初公開した年・月。
- 「百万の愛でられしものの父」はニャルラトホテプの異名のひとつ。
- 「大胖女人」は同じくニャルラトホテプの異名「膨れ女」の中国語表記。
膨れ女が中国で崇拝されているためと思われる。 - 「蜷川区」はライトノベル『うちのメイドは不定形』の舞台。原作6巻でも言及されている。
- 「七本木2-4-5」は、GA文庫を刊行しているソフトバンククリエイティブの所在地「六本木2-4-5」及びへうげものから。
- 証人欄の「Harvey Walters」は、『クトゥルフ神話TRPG』のルール解説に登場するサンプルキャラクター。
- 「毎野グラ子」は、ニャルラトホテプの従姉妹とされる邪神「マイノグーラ」から。
生年月日の「096594・33・64」はマイノグーラが登場する作品が収録されている『SHARDS OF DARKNESS』のISBN。 - 「窮極の混沌の中心」は、クトゥルフ神話において邪神アザトースのいる地点を差す。アニメ第4話でも登場したフレーズ。
「名付けて、『血のバレンタイン』!!!」(16:55付近)
- 『機動戦士ガンダムSEED』、ヤキン・ドゥーエ戦役の端緒となった「血のバレンタイン事件」。ときにC.E.70年、2月14日の出来事。
- あるいは、スラッシャー映画『血のバレンタイン(原題:My Bloody Valentine 1981年/カナダ)』。
- さもなきゃ、1929年2月14日に起こったアル・カポネのギャング抗争事件「聖バレンタインデーの虐殺」、その別名が「血のバレンタイン」。
肉弾戦の衣装(16:59付近から)
- ニャル子がパイ・チェン(バーチャファイター)、クー子が不知火舞(餓狼伝説およびKOF)、ハス太がブリジット(ギルティギアシリーズ)と思われる
- ちなみにハス太とブリジットは男の娘キャラ繋がり、クー子と舞も一応炎を扱うキャラ繋がりと言える。
- 更に登場ポーズが格闘ゲーム「カオスコード」のキャラクターのポーズ(ニャル子=光・クー子=カトリーヌ・ハス太=ルイ)
- 名前の下に書かれているのは『クトゥルフ神話TRPG』における元ネタの邪神のパラメータ。
「疾走する本能のままに目覚めろ、その魂! 戦わなければ生き残れない!」(17:27辺りから)
- 555→アギト→龍騎の順でそれぞれの仮面ライダーのキャッチコピー。
- 「戦わなければ生き残れない!」時のポーズは龍騎の必殺技・ドラゴンライダーキックの溜めポーズか。
体育倉庫(17:45付近から)
- 学園ものの定番シチュエーションなので元ネタがない可能性もあるが、この手のネタで有名な作品と言えば『CLANNAD』か?
- 計測したところ、上記のシーンから数えて本当に555秒後にこのシーンが来ているらしい。
- 地上波版で計測してみたところ、サブタイトルコール終了からこのシーン開始までが(CM除き)約555秒。ついでにBパートアイキャッチ開始からこのシーン開始までが約355秒(5分55秒)だった。
「我が生涯に一片の悔い無し!」(18:47付近)
- みんな大好きラオウ様昇天時のセリフ。巨星堕つか……
「尾道が舞台らしいですよ!三部作的な」(23:46付近)
- 「時をかける少女」などオタでも知ってる名作映画を手掛けた大林宣彦監督の作品群のこと。
- 氏の故郷・尾道で撮影された映画の代表三部作を尾道三部作と呼ぶ。
- 尾道三部作の第1作『転校生』の原作が、次回サブタイトルの元ネタとなっている『おれがあいつであいつがおれで』である。
「か~み~」「やめろぉ!」(23:54辺り)
- 『かみちゅ!』の主人公、一橋ゆりえの能力発動呪文「か~み~ちゅ!」より。同作も舞台のモデルが尾道。